11月10日の日曜日、安芸高田市では市議会議員選挙の告示を迎えて、朝8時半から立候補者の受付が開始されて、本日、夕方5時の〆切を待って立候補者が出揃います。
その後、立候補者は市役所に一旦集められて、選挙ポスター掲示板の番号抽選会などを経てから、選挙管理委員会から『選挙の七つ道具』を渡されて、各陣営に散って行くのです。
そして候補者とその支援者・ボランティアの皆さんは、まず、明日から配るビラに、公認シールを一枚一枚貼り付けて、安芸高田市内201箇所に貼る選挙ポスターを手分け段取りする事になります。
安芸高田市って過疎だけど無駄に広いから201箇所も、ポスター掲示板が有り、これ全部に決められた自身の番号に選挙ポスターを手分けして貼ります。
ほぼ半日仕事の重労働❣️ボランティアの皆さん❗️ご苦労様です。石丸伸二氏も言ってました、このポスター貼りが一番大変だと。
そして、明日午後くらいから、選挙カーで自身の地盤の旧六町内の町村巡りをし、最も人が集まる広場や交差点に辻立ちをして街頭演説を行います。
一方、候補者はそんな感じで露出を増やし、表の選挙活動していますが、ドブ板選挙を繰り広げるベテラン議員はコレだけでは当選しません。
ちゃんと、裏で暗躍する別動隊❣️泣く子も黙る恐い怖い影の選挙軍団が居るので有ります。かなり組織立って行動する後援会組織が存在します。
もう、5期、6期と20年以上も選挙を戦い抜いた後援会名簿をフル活用して、先ずは長年支援下さった皆さんにご挨拶の電話を掛けてお願いからです。
この選挙地盤は、新人候補には無い現職の強味であり、一番確実に票を下さる有権者なので格別に大切にして、投票日まで監視を怠らず二度、三度と電話します。
更に、新規の支援者獲得にも余念なく、ベテラン議員はドブ板選挙を展開します。まず、団地など集合住宅を目掛けてビラを入れ候補者アピールします。
ビラには候補者のアピールポイントが書かれており、若い世代に受けのよい、子育て支援・教育の無償化・雇用促進など、やりもしない嘘八百を書き立てます。
更に、地元の幼稚園・小学校・中学校のPTA役員を使って父兄に投票を強く求めて行きます。このPTA役員を如何に買収して活用するか?ここかドブ板選挙の肝なのです。
優秀なPTA役員には、100万単位の報酬が支払われており、300票前後を組織立って集めてくれるので、後援会の電話作戦との合わせ技で500〜600票を確実に確保出来るので安泰となる訳です。
この様なドブ板選挙の仕組みが構築されている安芸高田市では、75%を超えるような投票率を、有権者が叩き出さない限り、新人候補が大量当選するのは難しいと感じます。
現状だと、南澤・田邊のシセイクラブのお二人と女性候補の小松さんの3人以上当選出来る浮動票はないと思うし、大下議長、山本優議員、数博議員、新田議員の様なドブ板パワーに勝てるのか?
それよりも逆に、ドブ板選挙をしない熊高昌三議員、金行議員、秋田議員の方が石丸伸二前市長の意思を継ぐ者なのに当選が危うい気がします。
安芸高田市って、政治改革とかクリーンな政治❣️未来の子供達に夢のある社会❣️産業の活性化❣️なんて事よりも、年功序列で生意気な若者の居ない街が一番らしい。
石丸市政とか40%を占める高齢者の有権者には、全く響かないし、20年先の未来とか語っても、一切興味がない。それが現実だと知り、流石の石丸伸二氏も匙を投げた感があるよ。
まぁ、新人候補が6人も立ち、変わろうとする機運は感じられる⁉️安芸高田市ではあるが、ドブ板選挙で培われたベテラン議員も死に物狂いだからさぁ、侮れないぜぇ❣️