二日間に及び石丸伸二市長と、シセイクラブの2人、南澤議員と田邊議員の意見交換会が行われました。勿論、テーマは『再議』となり臨時議会が開かれる「議会だより」の予算の可否である。

市長は、まずシセイクラブの2人が、21日の本会議後に、議会広報委員会を優先して、市長と議員の「議会だより」に関する意見交換会を欠席した理由を激しく追及しました。


まず、シセイクラブの2人は「既に、広報委員会のスケジュールが埋まっていたから、市長の呼び掛けに応じる訳には行かなかった。」と、弁明しますが、

石丸市長は1時間広報委員会を遅らせて、意見交換出来たハズと喰い下がりますが、

2人は広報委員会を盾に、欠席は出来ないの一点張り。市長からそんなに大切な議題が委員会に有ったと言うのか?と、問われると2人が欠席したら広報委員会が流れてしまうと苦しい言い訳。

広報委員会が流会になると、新田広報委員長に確認したのか?と、市長に問い詰められると、確認はしていないが、現在、5人の委員会から2人抜けるのは…と、言葉を濁すばかりで歯切れが悪い2人。


更に、石丸市長の追及は止まない。広報委員会を欠席できないと、そんなに言うなら『再議』に関する意見交換会より大切な理由は何ですか?1時間後にして下さいと言えない理由があるんですか?!

と、正に正論責めの石丸市長。特に南澤議員は、先輩議員から「委員会をやるぞ!」と言われ、広報委員長の新田さんは市長の声を無視して議員控室に駆け込むに至り、2人だけ市長室には行けなかったと言う。

また、石丸市長が「市長との意見交換の後で委員会には参加します。」と、なぜ交渉しないのか?と、再度問われた南澤議員は、「先輩議員が市長との意見交換会など儂らは出らん!」と宣言されたので、交渉の時間などなかったと言う。

その文言、交渉の遣り取りは、議事録に残っているのか?と、問う市長に南澤議員は、委員会が始まる前だから議事録には残っていない。私の記憶にある遣り取りです。と言うと再び時間がなかったを強調します。

すると、これには石丸市長、皮肉たっぷりに、私が山根温子議員との恫喝裁判を、年末年始で時間が無かったから先決処分した時、お二人は「市長には時間は十分に有った。」と仰いましたよねぇ〜。

それなのに今度は、自分たちの問題になると、「時間が無かったで済ませるんですか?」、そう突っ込まれた2人は、「それは先決と意見交換会は…。」と、気まずい空気に包まれて、市長は追い討ちを掛ける様に、

広報委員会を隠れ蓑にする2人に対して、結局、冒頭の20分を要して、『再議』の重さと、意見交換会を開いた市長の意図を、こんこんと聞かされる事になります。2人は当然、けんもほろろでした。


漸く、本題に入り『再議』と成った、「議会だより」の予算復活に賛成した動機について市長から尋ねられると、2人は下記の様に理由を申し述べます。

・議員の意見や心情、考えを広く市民が知る1番の発信源が「議会だより」である。実に市民の85%がその様に回答している。

・市長が強く抗議なさっている「議会だより」75号における要約『それなりに』は2人も不適切だと認識しているし、それを知り広報委員会で是正措置が今は取られ「議会だより」は広報委員5人でチェックして不適切な記載を見付け次第、発行停止処分となる。


さて、市長は南澤議員が説明した、「シン是正措置」について、私石丸伸二は知らない是正策のようだが、広報委員会の議事録公開など、執行部に是正報告を積極的にやりましたか?と、問われると、NOなのである。

相変わらず「安芸高田市議会らしい、闇が大好きなやり方」。とにかく、陰でこそこそ決めて、それをなるべく公にはせず、なのに外部に知られたら、突然、既成事実の如く言い始めるのだ。

市民にも、執行部・市長にも内緒にして、問われたなら初めて「実は…。」と語り出す。相手が「寝耳に水だ!」と、驚いてもお構いナシ。時には議員同士でも秘密にするのが安芸高田市議会なのである。


そんな遣り取りがあり、シセイクラブの南澤、田邊の両議員は、議会広報委員会で「議会だよりを内部監査するチェック機構を設けたから安心下さい。だから、予算復活もお願いしますと言うのだが…。

石丸市長は、「議会だより 75号」以降には、誤った虚偽の記載は無いと言えますね!と、念を押します。すると、2人は「ハイ!」と胸を張るのですが、直ぐに化けの皮が剥がれてしまいます。

「議会だより」の77号に、本会議の一般質問の中から即、意図的に切り貼りして、山本優議員の質問と石丸市長の答弁が全く噛み合わない記事が見つかってしまいます。それは、


山本優議員が、市長は廃止、廃止、廃止ばかりで、市民への福祉や福利厚生の観点が市政にない!と質問しますが、具体的な質問じゃないから答えられませんと、石丸市長は答弁。

ならばと、山本優議員は、石丸市長の市民に対する福祉、福利への考えをお答え下さい!と、問いますが、石丸市長はそれもおよそ具体的ではない、「世界平和をどう思いますか?」と訊かれるのと同じだ、と返します。

そんな遣り取りから、山本優議員は市長は採算性、ばかりを口にし、市民生活に潤いを与えていない!もっと資金を市民の為に使うべきだと言うので、

怒った石丸市長が、「そんな財政収支、プライマリーバランスも分からぬ議員は、今直ぐバッチを外してこの議場から出て行け!」と言い放つのですが、これを、


山本優議員「石丸市長は廃止ばかりを口になさりますが、市長の福祉への考えをお聞かせ下さい。」

石丸伸二市長「今直ぐバッチを外してこの議場から出て行け!」


と、記事には書かれていました。これは要約と言うより悪質な切取り。しかも、中抜き省略で、意味不明の答弁ですよね?こんな答弁したら石丸市長は狂人です。

すると、この指摘に77号はシン・チェック機構が間に合っていないと言いだす南澤議員。呆れた様子の石丸市長は、じゃあいつかはシン・チェック機構は構築されたんだ?!と、問うと昨年6月の78号からと言う答えだったが…。


78号にも、虚偽は有ります!!


と、STAP細胞の小保方風に石丸市長から指摘されて、シセイクラブの2人は、この市長の宿題はお持ち帰りとなり、本日午後、この続き、シン・チェック機構は本当に大丈夫か?の、意見交換会をやっています。


◇意見交換会 Part 1  




つづく