延宝四年十月の中旬、鍋島藩士伊東荘太郎は播州有馬、斯の西行で知られる名所『鼓ヶ滝』で出逢った、三田は有岡村の由緒ある名主、有岡十左衛門に招かれて其の屋敷に逗留していた。

其の有岡邸で出逢った剣豪、自称柳生新陰流の使い手、岩崎蟠龍軒と紆余曲折有って木剣試合を行う事になりましたが、蟠龍軒は全く荘太郎の敵では無く是を簡単に討ち負します。

さぁ、此の木剣試合を傍観した有岡十左衛門、重三郎親子は荘太郎を神を見るかの如く尊敬致す様になり、一方其れまで大先生と崇められていた蟠龍軒の方は試合後姿を眩まして仕舞う。

また、当家の長女おトリは密かに荘太郎へ恋心を抱き、当然此の蟠龍軒との木剣試合では一切声には出さねども、荘太郎の勝利と無事を強く心で念じ乙女の祈りを捧げ続けて居ました。

さて、此の有岡十左衛門は今でこそ百姓同然の農民暮らしでは在るが、元は後醍醐天皇の第二皇子、大塔宮護良親王の忠臣、村上彦四郎義光の末裔と謂う実に由緒ある家柄なのである。

依って名主としての家督は総領で長男の重三郎が継ぐ事になるのだが、娘のおトリとて農家や商家へ嫁に出すと謂う訳には参らず、三田藩は九鬼氏の家臣の家へ嫁がせたいと願っていた。

其のおトリは今年十九の妙齢となり十左衛門は九鬼家を通して、愛娘の嫁ぎ先を色々と選定しては居るが、『帯に短し襷に長し』で釣り合いの宜ろしい良縁は無く是が悩みの種だった。

そんな十左衛門と其の内儀は目下おトリの婿殿と成る相手探しに夢中では在るものゝ、お淑やかで常に控え目のおトリが、まさか殿方に懸想などしているとは当初微塵も思わなかったが、

流石に昨日の木剣試合の前後からの娘の異変を見るに付け、おトリの荘太郎に対する態度が怪しいと思い始めて居たし、十左衛門も内儀も佐賀は遠いが荘太郎なら申分無しと思って居た。

其処で夕食も済んで五ツを告げる遠寺の鐘が聴こえ始めた頃、秋の夜長で御座います、先ずは夫婦の部屋へ娘のおトリを呼びまして、顔を付き合わせて父の質問責めが始まります。

十左衛門「コレよ、おトリお主は最早十九歳と相成り、当家は重三郎に跡を継がせねはならぬ由え、前々から申す通り汝は然るべき武家に嫁入りさせようと、父も母も八方良き縁を探し続けて居たものゝ、中々良縁には恵まれなんだ。

そんな中幸いにもと謂うて宜いと思うが、一昨日より御逗留頂いて居る伊東荘太郎殿、武芸と謂い御気性と謂い更には男ッぷりも申分無く、承りますれば未だ無妻にして許嫁も無く、伊東殿と汝とならば実に似合いと思うは親の欲、

なれど縁付く縁付けるは中々親の思いの通りには行かぬ物、互いに好き同士でも無く他人同士が夫婦など務まらぬ事位は、儂も奥も二十一年連れ添い夫婦をして居れば自ずと判り申す。

其処でだおトリ、愈々縁談噺を進めて先方の伊東荘太郎殿が快くおトリを受入て下さっても、汝が不承知、意に沿わぬと申す様なら返って故障の素となる。其方の心底は如何かなぁ?」

と、十左衛門は誠に実直且つ淡白な性格のご老人で御座いますから、歯に衣着せぬ直球勝負で細木数子ばりの『ズバリ謂うわよぉ!』と、おトリの羞恥心など配慮なく質問をぶつけます。

さぁ、両親と膝突き合わせて、一目惚れして三日目のおトリは『荘太郎はどうだ?好きか?』と訊かれても、『ハイ、お慕い申し上げて居ります。』などゝ謂える性格では御座いません。

又、此の御内儀が京の九条関白家で行儀見習いを八年も行ったと謂う割には、全くの似た物夫婦で察しと謂う物が付きません。だから、ダンマリに成った娘に掛ける言葉が的を得ません。

内儀「之れトリや、父上も母も汝が好まぬ悪しき先へ無理に嫁に出す気は御座いませんのよ。汝の気持ちを第一に考えて居ります由えに、若し荘太郎殿が厭ならばハッキリと謂なさい。」

おトリ「………。」

さぁ母親が変な方向に押して参りますから黙って居ると荘太郎が嫌いだと誤解を受ける。けど羞恥心から『荘太郎様をお慕い申し上げまする。』とは謂ない。ただモジモジ致すおトリ。

更には畳をケバケバを毟り出してハイでも無く否と否定もしないで只々俯き加減です。さぁ、もう此の煮え切れない娘の様子を見た十左衛門は我慢ならない様子で怒鳴り出します。

十左衛門「嗚呼もう宜い。斯くの如く噛んで謂い含める様に父と母が代わる代わるに言葉を変えて尋ねて居ると謂うのに、貴様は荘太郎殿何が気に入らぬのだ、有体に申してみよ!!」

もう揃いも揃って勘の鈍い両親が『どうやらおトリは荘太郎殿を厭な様だ。』と思い込んで仕舞われた。此の侭呑み込まれて破談に成る前に流石に真意を口に致そうとおトリは致します。

おトリ「いいえ、父上!何んで妾が伊東様を嫌ったり致しましょう。此の身には過ぎる立派な御仁由えに言い出し難かったタゲですが、喩えトリが独り望んでも伊東様は望みますまい。」

十左衛門「イヤイヤ早まるでない。承知が在るか?無いかは?まだ訊ねてみないと判らぬぞ。親の欲目を差し引いても其方は十人以上に美しい。よもや其方の器量で貰わぬとは仰るまい。

其方さえ承知して呉れるなら、もう此の縁談は半分成った様なモンだ。父が呑み込んだからは大船に乗った気持ちで待ちなさい。必ずや伊東様にトリ!其方を嫁に貰って頂くぞ!!」


さぁ早速伊東荘太郎を呼んでおトリとの縁談を進めて参ろうと有岡十左衛門は思い立ちまして、座を改めて設けまして此の縁談を荘太郎へ切り出します。すると是を聴いた荘太郎は、

荘太郎「不肖なる某に対し格別の思召しを村上義光公の末裔である有岡殿より給わるとは恐悦至極に存じ奉りまする。ただ残念ながら拙者自身が此の義を決める立場に無く、そもそも、

今の鍋島藩での拙者の地位が御座るのも、全ては足軽より取立てゝ下さいました主君信濃守様並びに御側用人大澤様の思召しが有ればこそで、拙者の一存にて嫁取りの決断出来兼ます。

ここ摂州並びに播州の地へ湯治の旅をお許し頂いたのも君主である信濃守様なれば、若し婚礼致すに、其の許可を頂戴致さずして十左衛門殿と口約束致すは之正に不忠に御座いまする。

依って拙者には後述致す二つの条件さえ、十左衛門殿が承知下さるならば、喜んでおトリ殿を我が新造として迎える事に全く吝かでないのであるが、十左衛門殿、如何で御座ろう?」

十左衛門「オォ引き受けて下さいますかぁ!不束な娘では御座いますが末長く宜しくお願い仕りまする。さて伊東様の二つの条件とやらを給わりたい。まず、一つ目は何で御座るか?!」

荘太郎「先ずは婚礼に際しては信濃守様のお許しが何より真っ先に必要です。ただ此の義は拙者自身が命に変えて太守信濃守様にお許しを頂戴致す所存、三月ばかりお待ち頂けますか?」

十左衛門「ハイ、勿論で御座います。喩え三月が半年、イヤ!イヤ!喩え一年が二年に成ったとしてもお待ち致しまする。さてさて、最後の二つ目の条件とは何んでしょうか?!」

荘太郎は、最後の二つ目の条件を謂う前に、少しばかり憚る様子で謂い淀みながらも、少しばかり間を置きながらも意を決した様子になり、十左衛門の目を見て噺始めるのでした。

荘太郎「有岡殿、二つ目の拙者の願いは少し謂い難いが、おトリ殿を嫁に迎えるに当たり、婚約結納の義に際しその前に拙者の方にも『婿引出』を是非にも給わりたく存じ奉りまする。」

十左衛門「何んと!婿引出と申されますか?!其れは結納返しの様な物で御座いますなぁ。お幾ら位金子でお支払いすれば婿引出として足りますか?具体的に金高を仰って下さい。」

荘太郎「イヤ、有岡殿!勘違いなさらないで下さい。拙者は金子が欲しい訳では御座いません。在る志に必要な品物を婿引出として拙者に給わりたいだけで御座いまする。」

十左衛門「金子以外の婿引出と謂われますと?左様な婿殿に欲しがられる様な宝物が当家に御座いますか?具体的に伊東殿は何を引出物としてトリの嫁入りの際に欲しいと仰せですか?」

荘太郎「其れは、大塔宮護良親王の忠臣、村上彦四郎義光公の宝物の一つで御座いまする。」

十左衛門「私がお見せしたご先祖様の宝物の内、一つ欲しい物が在ると仰いますか?其れは一体何?」

荘太郎「ハイ、私が婿引出に欲しい宝物はズバリ『山鳥之宝剣』です。』


山鳥之宝剣!!


十左衛門「義光公の宝物は数々あれど『山鳥之宝剣』は、大変に特別な宝物で御座いまして天下無双。九鬼さん御殿様にもお届け出を致して居り謂わば有岡の家が名主たる証で御座る。

由えに九鬼公のお許しも無く荘太郎殿に寄贈するなど出来兼ねますし、又跡を継ぐ倅の重三郎にも申し訳なく、勝手に貴方様へお譲り出来る宝物では無い事をご理解頂きたいです。」

荘太郎「判りました。山鳥之宝剣が特別な宝物であり有岡家の象徴とも謂うべき大切無二な存在である事を重々理解致しました。そこで、婿引出として頂戴する義は諦めますが、

此の山鳥之宝剣、拙者にお貸し下さりませんか?拙者は此の山鳥之宝剣の霊験にて、妖怪化猫を根絶しに退治して仕舞いたいダケなので、其れが済む迄の期間限定でお借りしたい。」

荘太郎「オォ、其の様な理由で山鳥之宝剣を用いたいだけで、化猫退治が済めばお返し頂けると謂うのならば、婿引出として荘太郎殿!貴殿に貸し出す事は吝かでは御座いません。」

そう謂うと有岡十左衛門は三田の御城へ登城致し、九鬼公並びに重役連中に山鳥之宝剣を、伊東荘太郎に対し化猫退治の目的で貸し出す事を願い出ます。すると武門の誉と快諾承知され、

戻って倅の重三郎にも此の噺を致しますと、重三郎も木剣試合以来、荘太郎の信者ですから反対など致すハズも無く、姐上の此の上無き婿引出で御座いますと宝剣の貸し出しに賛成致します。

十左衛門「さて、荘太郎様。之にて『山鳥之宝剣』を貴殿に化猫退治を目的にお貸し致す事と決しまして、我が娘トリとの縁組も恙無く進めさせて頂きたいのですが、如何でしょう?」

荘太郎「判りました。此処に証文を印して御座います。向こう三年化猫退治を目的に山鳥之宝剣を借用致し候也と。此の宝剣が有れば拙者が鍋島家に祟る化猫退治の為に婚礼を決めたと、

我が太守である鍋島信濃守様にも充分真意が伝わりますれば、特に許しを願う必要も有りません。拙者の意思でトリ殿を内儀として迎え夫婦と成る事に全く故障は御座いません。」

さぁ荘太郎にそう謂われた十左衛門は、ハタと気いた様子で膝を大きい叩いて、何やら独り合点した様子で、満面の笑みを浮かべて娘トリの婚礼が決まった事を慶びます。

十左衛門「成る程。荘太郎様の心底をお察しせず、当初、トリとの縁談を持ち掛けた際はお困りの様子、其の理由(ワケ)が漸く解せました。其れはそうです。御殿様の許しを得て、

謂わば藩の使命を受けて有馬温泉へは公費での旅に来られている荘太郎殿が、其の湯治先で突然、気に入った女人を見付けたから夫婦に成りますと宣言したら、家中でどんな誹りを受けたか?!

荘太郎殿に日頃目を掛けて下さって居る御殿様、重臣の皆さん、そして朋友御同輩は思うに違い有りません。摂州播州へと殿の御好意で治療の旅に出ながら、旅先で現を抜かし色恋沙汰か?!

と、其れが此の山鳥之宝剣を引出物として手に入れて、主君鍋島家に禍齎す化猫退治をせんが為の婚礼であれば、色恋が忠義に変わると謂う物で、誰にも文句は謂わせない説得力が御座います。

まぁ強いて謂うなら我が娘トリが、此の様な器量良しではなく、化け臍妖怪、山姥の様な容姿で御座ったならば、もっと化猫退治が目的だと謂う主張に説得力が増したのですが。」

おトリ「まぁお父様ったら!厭ですワぁ。」

と、おトリは顔を真っ赤にしながら、其れでも荘太郎と夫婦に成れる事を慶びますし、傍に居た両親と弟も笑いながら「宜かった!宜かった!」と笑いながら泪を見せておりました。

伊東荘太郎とおトリは、極々近い身内の前、両親が見守る中で三三九度の仮祝言を上げて、『山鳥之宝剣』を携えて、播州兵庫経由で國元の肥前佐賀へと帰り旅と相成ります。

道中兵庫までは険しい山路と成る事もあり、名残惜しい十左衛門が此の道中の道先案内人を買って出て、荘太郎おトリ十左衛門と若党の野島惣平、並びにおトリの荷物持ちに有岡の下男が一人付いて、旅道中の一行は五人と相成ります。


さて、時は延宝四年十月二十日早朝、荘太郎は山鳥之宝剣を借り受けて、おトリの手を曳きながら飯岡の屋敷を出立致します。道案内の十左衛門と野島惣平は若夫婦の直ぐ後ろに付いて、

一人重い荷物を背負った下男がポツンと少し後ろの方から付いて参ります。播州の山間は樹々の梢は悉く、真っ赤な紅葉を成し得も謂われぬ眺望を致して居ります。軈て往来も疎ら、

六甲の山々の中腹をば追々に山越えに来ると謂うと、其処は『名鹽』と申します山間に在る有名な山里の一つでも御座います。この峠道に差し掛かった所で、荘太郎はふと思い立ちます。

荘太郎「惣平!『山鳥之宝剣』を出して呉れ。之より先は拙者が宝剣を担いで参る。」

惣平「イヤ、旦那様は病み上がりで御座います。此の様な重い物は拙者が担いで参りまする。」

荘太郎「イヤイヤ、此の様な恐れ多い宝剣の御利益で妖怪化猫を退治致そうと謂う者が、他力本願で山路を家来に預けた侭とは如何な物かと、左様に感じ入った由えに儂が担ぐ。」

惣平「左様ですか、然らば腰の大小の刀の方は拙者がお預かり致します。」

此の遣り取りを脇で見ていた有岡十左衛門は、改めて伊東荘太郎と謂う婿殿に大いに感服致します。

十左衛門「成る程、荘太郎殿の仰る通り其の宝剣は忌じくも後醍醐天皇がお手に成された宝剣成れば、御本人がお持ちになった方が宜しかろうと存じまする。

桐の箱に納められた宝剣は、木綿袋に綿詰めにされ長さは一尺八寸では御座いますが、太平記・室町の物らしく反りが大きな刀で御座いまして、猶唐草の風呂敷に包み背にしております。

山又山を越えて登り降りしての山路を、道案内の十左衛門は時折り莨の煙を揺らしながらの道中で御座います。

十左衛門「さて、荘太郎殿。之から山田と謂う処へ参って、其処を過ぎると湊川で御座います。今夜は兵庫で宿を取り一泊して一献傾けて、御名残り惜しいが明朝別れと致しましょう。」

荘太郎「大変お世話に成り申した。もう此処迄来れば拙者と惣平にも、単に道なりに下るだけなので兵庫へ辿り着けまする。御老人は之より引返して本日の内にお屋鋪へお戻り下され。」

十左衛門「イヤイヤ、其れは危うい。兵庫には私どもの定宿知合いも御座いますれば、一泊して明日早朝にお別れ致しましょう。」

荘太郎「左様ですか?何処まで参っても御名残りは尽きませんが。」

そんな噺を致していると、名鹽の山路を越えまして一行は山鹿村と申します集落に辿り着きます。此の辺りは山深くして往来を通る人は希で、時々木こり・猟師を見掛ける位で、

有岡十左衛門が道案内して呉れるから、荘太郎も惣平も旅が出来ます訳で、先に十左衛門が危ういと謂うだけあり、道案内抜きでは今日中に兵庫の街へは辿り着いたかは怪しい道中です。

十左衛門「何んと荘太郎殿、之でも今では山路も少しは開けておりますが、其の昔義経が丹波路から此の山へ這入った折りには、丁度須磨の浦、一ノ谷、鉄拐ヶ峰、鵯越えて平家本陣を、

攻め込んだと謂い伝えられてはいるが、今は狭きながらも道の體が付いてはいるから、通りも出来ようが、昔はどうして道無き道を此の勾配の有る中、馬で攻め入るのだから大した物です。」

荘太郎「全く左様で御座いまする。」

遠く寿永の昔に想いを馳せて、強者どもが夢の跡を通る一行は、生い茂る雑木の脇道をのそりのそりと女連れの道中らしく進んでおりますと突然。


ズドーン!!


雑木の上からか?鉄砲を一発ブッ放つ爆裂音が致しました。其れと同時に野島惣平は血反吐を吐き苦しみながらその場に倒れます。

又、伊東荘太郎はと見てやれば此方も驚きの表情で、有岡十左衛門と娘おトリそして後ろに居た下男も、突然の攻撃に狼狽しながら、其の場に屈み込み三人で身体を抱き合って居ります。

下男「大変だ!若党の惣平ドンが鉄砲でやられなすった。撃たれなすった!撃たれなすった!」

そう、大声を出す下男の声が雑木林に轟く中、今度は荘太郎も惣平の死骸の上に覆い被さる様に突然倒れた。さぁ、是を見たおトリが驚いたのなんの!絹を裂く様な悲鳴に近い声で、

おトリ「荘太郎様!しっかりして下さい!!」

そう泣き叫ぶ声が山々に木霊して、雑木の上に居た狙撃手は、顔を手拭いで頬冠りし、鉄砲をその場に投げ捨てゝ何処かへ風のように立ち去って仕舞うのである。誰だ?此奴は?!

さて、源平の戦の跡を通っていると、突然、鉄砲で襲われた伊東荘太郎と有岡親子の一行は、此の後、果たして如何なる事件に巻き込まれ仕舞ったのか?

そして山鳥之宝剣は無事なのか?なぜ、家来の野島惣平が撃たれたのか?!謎が又謎を呼ぶ、六甲山中での怪事件の行方は?此の続きは次回のお楽しみで御座います。乞うご期待!!


つづく