2日に初日が開催されて、この6日が落日でした。
と、言っても、2日間開催の落語会ですけどね。
さて、そんなGW恒例の落語会:大日本橋亭落語祭/落日、こんな内容でした。
と、言っても、2日間開催の落語会ですけどね。
さて、そんなGW恒例の落語会:大日本橋亭落語祭/落日、こんな内容でした。
・オープニングトーク
・館林 … 三遊亭兼好
・強情灸 … 柳家三三
・兄弟船 … 笑福亭たま
・真景累ヶ淵「宋悦殺し」 … 旭堂南湖
お仲入り
・武助馬 … 春風亭一之輔
・片棒 … 三遊亭遊馬
・大喜利「イロモネア」
1.オープニングトーク
くじびきで先の出番を決める前に、「イロモネア」の内容説明をしました。
1人ずつ、「イロモネア」の一発ギャグ・モノマネ・ショートコント、
物ボケ・サイレントの5つを演じると、長すぎるので、奇数出番チームと、
偶数出番チームの2チームに分かれて、モノマネ・物ボケ・ショートコントの奇数チーム、
モノマネ・物ボケ・サイレントの偶数チームで競い合いました。
ただ、勝ち負けは特に決めなかったのは?でした。
2.館林/兼好
付け焼刃は、剥げ易い。そんな落語なんですが、ちょっと設定が面白い。
ただ、兼好さんほど、この噺を落語らしくユーモア十分に演じる人は居ません。
是非、機会があったら、兼好さんの『館林』を聴いて下さい。
付け焼刃は、剥げ易い。そんな落語なんですが、ちょっと設定が面白い。
ただ、兼好さんほど、この噺を落語らしくユーモア十分に演じる人は居ません。
是非、機会があったら、兼好さんの『館林』を聴いて下さい。
3.強情灸/三三
北村先生の『円紫さん』シリーズを語る会以来だったかもです。
少し変わっていましたが、ほぼ完成されている感じがしました。
4.兄弟船/たま
マクラで米朝全集が、また新しく出る話になり、その校正をなんと!あの米團治/息子が担当しているという話題に。
マクラで米朝全集が、また新しく出る話になり、その校正をなんと!あの米團治/息子が担当しているという話題に。
で、米團治師匠、米朝全集やのに、自分のギャグや他の咄家のクスグリを入れているらしい。
よって、もはや米朝全集ではない!!と、たまちゃんは言っておりました。
この流れで、有名な米團治師匠の失敗談というか、悪口を言ってから『兄弟船』へ。
新作です。マグロ漁船の噺なのですが、もう現代は借金抱えた日本人は乗ってないよね、マグロ漁船。
殆どが、外国人の船員です。マグロ漁船では、借金は返せない現実とギャップを感じました。
殆どが、外国人の船員です。マグロ漁船では、借金は返せない現実とギャップを感じました。
5.武助馬/一之輔
意外な一席ですが、それなりに面白く演じる一之輔師匠でした。
こいうネタが加わると、結構、芸の幅ができますよねぇー
意外な一席ですが、それなりに面白く演じる一之輔師匠でした。
こいうネタが加わると、結構、芸の幅ができますよねぇー
6.片棒/遊馬
落語協会では、市馬師匠の印象が強いネタなので、さん喬師匠、一朝師匠くらいしか聴きません。
それらと比べると、やっぱり歌や笛・太鼓の口三味線が、見劣りしてしまいます。
落語協会では、市馬師匠の印象が強いネタなので、さん喬師匠、一朝師匠くらいしか聴きません。
それらと比べると、やっぱり歌や笛・太鼓の口三味線が、見劣りしてしまいます。
7.イロモネア
先の「成り切りトーク」と比べると、やや面白さに問題ありでしたが、
それでも、大喜利としてのクオリティーは高かったと思います。
「兼好・たま・一之輔」チームVS「三三・南湖・遊馬」チームでした。
前者は、全く練習しなかったそうで、良く言えばライブ感タップリで、
悪く言うと行き当たりばったりでした。
一方、後者は、かなり楽屋で練習していたようで、
サイレントの三人:三三・南湖・遊馬並んで蕎麦を食べる仕草をして、
蕎麦を食べる音が、チュー!チュー!鳴り出して、
三三くんと遊馬さんが最後キスをするのは、非常に受けましたし、
時間ピッタリだったのにも、驚きました。
先の「成り切りトーク」と比べると、やや面白さに問題ありでしたが、
それでも、大喜利としてのクオリティーは高かったと思います。
「兼好・たま・一之輔」チームVS「三三・南湖・遊馬」チームでした。
前者は、全く練習しなかったそうで、良く言えばライブ感タップリで、
悪く言うと行き当たりばったりでした。
一方、後者は、かなり楽屋で練習していたようで、
サイレントの三人:三三・南湖・遊馬並んで蕎麦を食べる仕草をして、
蕎麦を食べる音が、チュー!チュー!鳴り出して、
三三くんと遊馬さんが最後キスをするのは、非常に受けましたし、
時間ピッタリだったのにも、驚きました。
私の心の中では、「三三・南湖・遊馬」チームの勝利でした。
また、来年もやるそうなので、是非、来年も行きたいです。