宮治くんが、二つ目に昇進してから横浜にぎわい座の地下、
のげシャーレホールで始まった勉強会です。今回が二回目。
毎回、ネタ卸しを1席と、お馴染みネタ二席の合計三席。
それと後輩の芸協の前座さんが開口一番を勤めます。
今回は、十一代文治になった元平治さんの弟子で、たか治さん。
そんな「よこはま宮治展」 こんな内容でした。
のげシャーレホールで始まった勉強会です。今回が二回目。
毎回、ネタ卸しを1席と、お馴染みネタ二席の合計三席。
それと後輩の芸協の前座さんが開口一番を勤めます。
今回は、十一代文治になった元平治さんの弟子で、たか治さん。
そんな「よこはま宮治展」 こんな内容でした。

0.オープニングトーク/宮治
半年ぶりの登場で、のげシャーレのセットが若干リニューアルしているのをめざとく発見。
こうやって、横浜市の税金が無駄に使われて行くんですねぇーと、毒付く宮治くんでした。
更に、これは当日三三独演会でも喋りましたが、三三師匠の会のゲストに呼ばれて、
名誉なことだけど、家族旅行:サイパン旅行が流れてしまった話をしました。
そして、4/22国立演芸場での独演会のチケットがあと100弱売れ残っている!!と宣伝し、
そこから、たか治さんの破門になり掛かった草野球事件を話して、その上でたか治さんを紹介。
なんと!たか治さんは、平治時代に文治師匠が使っていた出囃子“いやとび”で登場させられました。
半年ぶりの登場で、のげシャーレのセットが若干リニューアルしているのをめざとく発見。
こうやって、横浜市の税金が無駄に使われて行くんですねぇーと、毒付く宮治くんでした。
更に、これは当日三三独演会でも喋りましたが、三三師匠の会のゲストに呼ばれて、
名誉なことだけど、家族旅行:サイパン旅行が流れてしまった話をしました。
そして、4/22国立演芸場での独演会のチケットがあと100弱売れ残っている!!と宣伝し、
そこから、たか治さんの破門になり掛かった草野球事件を話して、その上でたか治さんを紹介。
なんと!たか治さんは、平治時代に文治師匠が使っていた出囃子“いやとび”で登場させられました。
1.子ほめ/たか治
岐阜で開催されている全日本学生落語選手権のチャンピオンのたか治さん。
宮治くん曰く「アオブダイに顔が似ている」そうです。確かに顎と口が似ている!!
更に、文治師匠に内緒で草野球に弟弟子のしゃも治さんと参加して、
それが文治師匠が住む町内会の草野球大会でね。内緒のつもりがバレて謹慎。
ちなみに、しゃも治さんはこの野球の試合中にハッスルし過ぎて骨折!全治三ヶ月だったとか。
岐阜で開催されている全日本学生落語選手権のチャンピオンのたか治さん。
宮治くん曰く「アオブダイに顔が似ている」そうです。確かに顎と口が似ている!!
更に、文治師匠に内緒で草野球に弟弟子のしゃも治さんと参加して、
それが文治師匠が住む町内会の草野球大会でね。内緒のつもりがバレて謹慎。
ちなみに、しゃも治さんはこの野球の試合中にハッスルし過ぎて骨折!全治三ヶ月だったとか。
そのしゃも治さん、謹慎中にパチンコしていて大当たり!!ウハウハ喜んでいたら…
寄席帰り、受けなかった憂さを晴らそうとした文治師匠がたまたま同じパチンコ屋へ。
ぜんぜん出なくて憂さ晴らしどころかイライラが絶頂に、ふと横を見ると、
ドル箱をうず高く積んだしゃも治くんを見つけて、その場では声を掛けずに帰宅。
その日の晩に電話で「謹慎の身でありながら、何をしているんだ!!」と、
破門を言い渡されたそうです、しゃも治さん。一方のたか治さんは謹慎が解けて、
暮れから寄席に立て前座として復帰しているそうです。その謹慎明け祝いでの出演でした。
さて、『子ほめ』。基本はしっかりしているのですが、笑えませんね。
まぁ、前座さんなんでそれで良いのでしょうが、これから文治師匠を手本に、
あのような芸風に伸びるんですかねぇー 少し気にして観て行きます。
2.権助提灯/宮治
いつもの「戸越銀座!」の掛け声で登場の宮治さん。
嫉妬の話題をマクラで振って、自身の3歳と1歳の娘を例に会場をなごませて、
江戸時代には、妾を持つには人別帳への登録が必要だったと説明した上で、
そこから『権助提灯』へ入りました。大店の主人、その女房、妾、そして権助。
この四人の演じ分けと、人を食ったような権助がなかなか良かったです。
徐々にテンポが速くなり、夜が明けた!のサゲまでの盛り上がりました。
いつもの「戸越銀座!」の掛け声で登場の宮治さん。
嫉妬の話題をマクラで振って、自身の3歳と1歳の娘を例に会場をなごませて、
江戸時代には、妾を持つには人別帳への登録が必要だったと説明した上で、
そこから『権助提灯』へ入りました。大店の主人、その女房、妾、そして権助。
この四人の演じ分けと、人を食ったような権助がなかなか良かったです。
徐々にテンポが速くなり、夜が明けた!のサゲまでの盛り上がりました。
3.花筏/宮治
この『花筏』がネタ卸しでした。マクラでは、外国人力士が活躍するようになった話から、
初の海外巡業:ニューヨーク場所で、相撲用語を英語表記にする苦労話を振って、
そこから『花筏』に入るという、オーソドックスな入り方でした。
さて、宮治さんの『花筏』、特に個性だったり独自のクスグリというのはありませんが、
素人相撲で敵無し、非常に強い銚子の網元の息子が、千鳥ヶ浜ではありませんでした。
このパターンは、初めてだなぁー まずまず合格点のデキではありましたが、
相撲の呼び出し、行司の掛け声が、もう少し練習して慣れて欲しいですね。
市馬師匠みたいにはいかないと思うけど、それなりの声を披露して欲しいです。
まだ、まだ、これから掛けて進化した『花筏』を見せて欲しいです。
この『花筏』がネタ卸しでした。マクラでは、外国人力士が活躍するようになった話から、
初の海外巡業:ニューヨーク場所で、相撲用語を英語表記にする苦労話を振って、
そこから『花筏』に入るという、オーソドックスな入り方でした。
さて、宮治さんの『花筏』、特に個性だったり独自のクスグリというのはありませんが、
素人相撲で敵無し、非常に強い銚子の網元の息子が、千鳥ヶ浜ではありませんでした。
このパターンは、初めてだなぁー まずまず合格点のデキではありましたが、
相撲の呼び出し、行司の掛け声が、もう少し練習して慣れて欲しいですね。
市馬師匠みたいにはいかないと思うけど、それなりの声を披露して欲しいです。
まだ、まだ、これから掛けて進化した『花筏』を見せて欲しいです。
4.七段目/宮治
こいう芝居噺もできるところを見せたかった!!と言ってやりました『七段目』
芝居マニアな噺家の自己満足なそれとは対照的で、あくまで笑わせようとやるのでいいですね。
また、意外とそれなりに芝居部分もできておりました。ただ、お軽の兄・平右衛門、
これがどうも、武士には聴こえないのです。職人の江戸っ子みたいな口調なんですよね。
ここさえできれば、かなり良い『七段目』です。お軽の方はよくできているだけにねぇー。
宮治くんの新しい一面を見たように思いました。
さて、次回、よこはま宮治展は、八月二十五日(月)です。