前日は大雪で、この日も残雪の影響で午前中はダイヤが乱れていました。
キャンセルのお客様も多少出たようで、満員ではありましたが、
喬太郎師匠の会程の超満員ではありませんでした。
また、本来は「桃月庵白酒独演会」だったのですが、急遽、二席ずつに。
そんな、都知事選の投票日と重なったこの会、こんな内容でした。
キャンセルのお客様も多少出たようで、満員ではありましたが、
喬太郎師匠の会程の超満員ではありませんでした。
また、本来は「桃月庵白酒独演会」だったのですが、急遽、二席ずつに。
そんな、都知事選の投票日と重なったこの会、こんな内容でした。
・権助魚 … こはる
・松曳き … 白酒
お仲入り
・黄金の大黒 … こはる
・幾代餅 … 白酒
1.権助魚/こはる
マクラも大して振らずに、『権助魚』に入りました。
自身の会とは、かなり会場の雰囲気が違うようでしたね。
白酒ファンが80%くらいだと思いますからね。
さて、2010年から毎年聴いている、こはるの『権助魚』です。
去年からか?女将さんの悋気が病的になってきていますね。
権助の図々しい田舎者ぶりは、相変わらずなのですが、
女将さんの悋気に力が入ると、噺全体のイメージが結構変わるものです。
こはる自身の女性の演じ方の変化を感じる今日この頃です。
色気は、まだまだなのですが、可愛らしさや、か弱さ、
そして、今回の嫉妬深さが出せるようになって来ましたね。
最初の頃は、オカマみたいな女性だったのが、かなりの進歩だと思います。
マクラも大して振らずに、『権助魚』に入りました。
自身の会とは、かなり会場の雰囲気が違うようでしたね。
白酒ファンが80%くらいだと思いますからね。
さて、2010年から毎年聴いている、こはるの『権助魚』です。
去年からか?女将さんの悋気が病的になってきていますね。
権助の図々しい田舎者ぶりは、相変わらずなのですが、
女将さんの悋気に力が入ると、噺全体のイメージが結構変わるものです。
こはる自身の女性の演じ方の変化を感じる今日この頃です。
色気は、まだまだなのですが、可愛らしさや、か弱さ、
そして、今回の嫉妬深さが出せるようになって来ましたね。
最初の頃は、オカマみたいな女性だったのが、かなりの進歩だと思います。
2.松曳き/白酒
2008年~2010年頃は、よくやっていた『松曳き』を久しぶりに聴きました。
マクラでは、総領弟子の苦悩について語りました。そして、
こはるは、なぜ、談春兄貴なんかに入門したのか?女性なのに…
と、言って、成城のセゾンドで振ったのと同じ、談春師がテレ東の、
ソロモン流で語った、女性だけの落語会での、「俺を愛してくれ!!」発言。
これに突っ込んだのが、本人の耳に入ったらしく、それ以来、落語会で会うと、
白酒師匠に対して「お前は、心に思っている事を口にするな!」と、
必ず、釘を刺すように談春師が成ってしまった話をしました。
そこから、十八番の『『松曳き』』へ。新しいギャグ!「ざっくばらん」を「ザック・ジャパン!」と言ったりして、相変わらず大爆笑なんだけど、
汗が尋常じゃなく出ていて、それが気になって落語にイマイチ集中できませんでした。
3.黄金の大黒/こはる
これは、大師匠である立川談志が寄席の真打披露でやった一席です。
この『黄金の大黒』と『源平盛衰記』の二席で寄席のトリを取ったらしいですね。
ですから、『黄金の大黒』は、立川流にとっても大切な一席です。
また、二つ目時代に談春は談志師匠に、やっているところを聴かれて、
「二つ目が、できそうで難しい噺なんだ、人物描写がキッチリできてからやってもらいたい。」
と、言われて暫く掛けなくなり、真打になってからですね、たまにやるように成ったの。
後からこはると喋る機会があり、勇気あるなぁーと話したら、師匠から稽古付けてもらっているネタだし、
談志が亡くなり、最近は立川以外の人が談志の型で演じているのを見ると、
立川流の人間もやらないと!と、思って機会があれば掛けているようです。
時間の関係で、羽織の廻しっこまででしたが、大切に演じて欲しいと思います。
4.幾代餅/白酒
マクラでは、都知事選について軽く触れました。
舛添だけはイヤだ!!と、言っておりましたが舛添知事誕生しましたね。
さて、2011年の白酒・甚語楼の勉強会で初めて聴いて、その年に3回。
続く2012年にも3回聴いた白酒さんの『幾代餅』です。
去年は、一回も聴いていなかったのですが、1年ぶりに聴きました。
たい平くんのや、勿論、志ん朝師匠のも聴いていますが、
それらほどくさくないと言うか、笑いが多いです、白酒師匠のは。
清蔵が、恋煩いを告白する場面で、突き米屋の女将さんが笑う姿が傑作です。
また、この二席目も、後半、滝のような汗でね。これが気になってしまいました。
でも、二席目だったから、先の『松曳き』よりは慣れてましたけどね。
マクラでは、都知事選について軽く触れました。
舛添だけはイヤだ!!と、言っておりましたが舛添知事誕生しましたね。
さて、2011年の白酒・甚語楼の勉強会で初めて聴いて、その年に3回。
続く2012年にも3回聴いた白酒さんの『幾代餅』です。
去年は、一回も聴いていなかったのですが、1年ぶりに聴きました。
たい平くんのや、勿論、志ん朝師匠のも聴いていますが、
それらほどくさくないと言うか、笑いが多いです、白酒師匠のは。
清蔵が、恋煩いを告白する場面で、突き米屋の女将さんが笑う姿が傑作です。
また、この二席目も、後半、滝のような汗でね。これが気になってしまいました。
でも、二席目だったから、先の『松曳き』よりは慣れてましたけどね。
ノラやさんの会は、落語の後の打ち上げがまた楽しみでね。
特に料理が最高です!!この日もイカリングとパスタが美味かった!!
そうそう、千葉名物とオーナーのせいこさんが言って味噌ピーナツなるものを出してくれました。
私は初めて食べたのですが、不思議な味で、酒の肴にピッタリ!!
最初は別に美味いとは感じなかったけど、癖になりますたね。三回おかわりしちゃった。
他にも定番のスペイン風のオムレツとや、サラダ、最後はフルーツ/パインが出ました。
私は、電車の時間もあり、22時40分で退席しました。
白酒師匠のサインも頂けて、大満足の会でした。
そうそう、今年のクララさん企画の欧州への落語伝道師は、この白酒師匠と天どん師匠。
ですから、年内にこの報告会も企画されるはずです、ノラやさんで。今から楽しみです。