恒例の市馬師匠の「なつめろ歌謡ショー」が新宿で開催されました。
今年で、12年目なんだそうです。紅白に出るまで続けると言ってます。
そして、今年も歌い捲りでした、こんな内容でした。

  
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1.三十石/市馬
歌謡ショーのリハを兼ねて?船頭唄をフルに歌いました。
市馬師匠らしい演出で、楽しい『三十石』だと思います。
ただ、もう少し大阪弁・京都弁・兵庫弁(神戸弁)を練習して欲しい!
圓生師匠のようにとまでは言いません。もう少しやりましょう。


2.浮世床/一之輔
太閤記・姉川の合戦を読むやつですね。笑いました。
間が良いと、つくずく思います。適度に一之輔らしいクスグリ入りです。
真打二年目、今年は外国へも落語を広めに出て、
見聞も広がり幅が出た感じがする一之輔でした。
 

3.宗論/兼好
兼好さんは、28日に菊之丞との会に行くのでこれが最後ではないのですが、
相変わらず、細かい芸に感心させられるし、笑わせてもらいました。
兼好さんらしい大旦那と、息子・若旦那なんですよね。
大旦那のキリスト教への突っ込みが最高です。


4.粗忽の釘/三三
久しぶりに三三くんの『粗忽の釘』を聴いた。小三治師匠のとは全然別ものだ。
三三らしく演じる。粗忽ぶりが、そんなにそそっかしく見えないけど、内面から出る粗忽を感じる。
笑いもそれなりにあり、これからの三三落語の代表作になる予感を感じました。

今日の四席は、それぞれの持ち味が出ていて良かった!!
歌の前に、しっかり良い落語も聴けました。


5.歌謡ショー/市馬
ゲストの志らくが1曲歌いましたが、全編・市馬歌謡ショーです。
恩田えりちゃんとのデュエットなどもあり、予定以外に、
東京ラプソディーと東京五輪音頭を歌いました。
それから、最後に蛍の光が流れたら、それまで歌う市馬師匠!!
どんだけぇー!!好きなんだ歌が。

  
  
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