この会にも参加の予定で、先に場所取りの椅子を12:30に置きに行きました。
18:00開場予定ですからね、12:30なら一番だろうと思ったら、既に誰か居る。
いつもお見かけするご老女様でした。車で運転して“板橋方面”から来るのです。
頭が下がります。文楽・志ん生の時代からの落語ファンなのです。
とりあえず、挨拶だけ済ませて、「さばの湯」へ行って16:30くらいに戻ると、
既に列ができていました。6~7人のコアなファンです。
そして、この日は、前座が三遊亭わん丈くんでね。
テキパキ働いておりました。既に、このお手伝いの面でも、
兄弟子・二つ目のたん丈くんを軽く抜いてます。末恐ろしい前座です。
さて、早稲田出身のほぼ同期の二人の会、こんな内容でした。
18:00開場予定ですからね、12:30なら一番だろうと思ったら、既に誰か居る。
いつもお見かけするご老女様でした。車で運転して“板橋方面”から来るのです。
頭が下がります。文楽・志ん生の時代からの落語ファンなのです。
とりあえず、挨拶だけ済ませて、「さばの湯」へ行って16:30くらいに戻ると、
既に列ができていました。6~7人のコアなファンです。
そして、この日は、前座が三遊亭わん丈くんでね。
テキパキ働いておりました。既に、このお手伝いの面でも、
兄弟子・二つ目のたん丈くんを軽く抜いてます。末恐ろしい前座です。
さて、早稲田出身のほぼ同期の二人の会、こんな内容でした。
・動物園 … わん丈
・時そば … 甚語楼
・付き馬 … 白酒
お仲入り
・牛ほめ … 白酒
・火事息子 … 甚語楼
1.動物園/わん丈
上方だと前座さんクラスが演じる演目のようですが、
江戸では、前座さんはやりませんね、この噺。
ただ、二つ目になると、みんなやりたがるネタだと思います。
他愛もない噺だけど、一般ウケしますよね。笑いが起きます。
わん丈くん、仕草も上手くて、独自のクスグリも入れてね。
ふう丈くんと共に、前座3年目には確実に昇進しそうです。
上方だと前座さんクラスが演じる演目のようですが、
江戸では、前座さんはやりませんね、この噺。
ただ、二つ目になると、みんなやりたがるネタだと思います。
他愛もない噺だけど、一般ウケしますよね。笑いが起きます。
わん丈くん、仕草も上手くて、独自のクスグリも入れてね。
ふう丈くんと共に、前座3年目には確実に昇進しそうです。
2.時そば/甚語楼
甚語楼さんの住まいの最寄り駅;東上線の大山駅前にある立飲み屋に、
初めて行った話からマクラを始めました。
おつまみは、だいたい250円、ドリンクも300円前後と、
最近流行している居酒屋の定番の値段のようですが、
ドリンクの中に、要予約「ロマネコンティ 200万円」というメニューがあるそうです。
本当に予約するとロマネコンティが飲めるそうで、
店員さんに確認すると「サービスでイカフライが付きます」と言われたらしい。
200万円の買い物に200円のサービスってねぇー
まぁ、イカフライを2万円分100個出されても困るけど、
1年間来店すると無料でイカフライを提供するぐらいして欲しいね。
そんな飲食の話から、江戸時代のファストフード:蕎麦やさんの話題を振って、
売り声から、『時そば』へ。 柳家らしい『時そば』で良かったと思います。
甚語楼さんの住まいの最寄り駅;東上線の大山駅前にある立飲み屋に、
初めて行った話からマクラを始めました。
おつまみは、だいたい250円、ドリンクも300円前後と、
最近流行している居酒屋の定番の値段のようですが、
ドリンクの中に、要予約「ロマネコンティ 200万円」というメニューがあるそうです。
本当に予約するとロマネコンティが飲めるそうで、
店員さんに確認すると「サービスでイカフライが付きます」と言われたらしい。
200万円の買い物に200円のサービスってねぇー
まぁ、イカフライを2万円分100個出されても困るけど、
1年間来店すると無料でイカフライを提供するぐらいして欲しいね。
そんな飲食の話から、江戸時代のファストフード:蕎麦やさんの話題を振って、
売り声から、『時そば』へ。 柳家らしい『時そば』で良かったと思います。
3.付き馬/白酒
マクラでは、6万円も払ってMRIの脳検査をやったら、
「太りすぎです、もっと痩せましょう!」と診断されたそうです。
そんなのは、MRIじゃなくて体重計で分かる!!と、怒る白酒師匠。
マクラは、過去に、林檎ダイエット、野菜鍋ダイエットをした話へと展開した。
林檎ダイエットは、あまりに美味しい林檎を箱買いして始めたが、
沢山食べ過ぎて全く痩せなかったそうです。カロリー計算して、
適量の林檎で我慢するのがポイントなのに、それができず失敗したそうです。
一方、野菜鍋は、鍋と言えば〆なので、〆の雑炊とうどんが美味くて、
こちらは返って太ってしまい止めたそうです。
話題は、忘年会シーズンで打上げ以外の飲み会が多くなる季節、
その飲み会での支払いを、白酒師匠自身“する側”の年齢になった事に触れました。
現在は、カードを持っているので、よいけど、以前ならば、
若衆が食べるだけ食べて、飲むだけ飲まれると、おいおい勘定が足らないぞ!
なんて事があったと言って、そんな時に登場する「付き馬」というのが居る。
なぜ、馬なのか?を説明して、そこから『付き馬』へ。
何度も聴いている白酒くんの『付き馬』ですが、
この吉原で遊んだ代金を踏み倒す男の、
パーパー喋る加減が、実にいいですよ。
口先三寸、喋る為に生まれてきたような男です。
4.牛ほめ/白酒
マクラで、女遊びは芸の肥やしなんて言うけど、
女にめがない師匠だからって、廓噺や人情噺をするわけじゃない!!
そんな事をいいながら、『牛ほめ』を始めました。
与太郎が、親父に書いてもらった「家は総体ヒノキ造りですなぁ」からのセリフ。
この読み方が、外国人宣教師みたいで笑いを誘います。
マクラで、女遊びは芸の肥やしなんて言うけど、
女にめがない師匠だからって、廓噺や人情噺をするわけじゃない!!
そんな事をいいながら、『牛ほめ』を始めました。
与太郎が、親父に書いてもらった「家は総体ヒノキ造りですなぁ」からのセリフ。
この読み方が、外国人宣教師みたいで笑いを誘います。
5.火事息子/甚語楼
この噺用のマクラとして、江戸時代の火消し稼業の種類の説明をして、
すーっと『火事息子』へと入りました。良い感じです。
ここ二年ぐらいで、実に上手くなったと思う甚語楼師匠の落語。
この噺も、男親と女親の対比で、本当に面白く展開させています。
また、番頭と定吉、そして猫。これらの滑稽さも加味されて、
甚語楼師匠らしい仕上がりの、『火事息子』でした。
この噺用のマクラとして、江戸時代の火消し稼業の種類の説明をして、
すーっと『火事息子』へと入りました。良い感じです。
ここ二年ぐらいで、実に上手くなったと思う甚語楼師匠の落語。
この噺も、男親と女親の対比で、本当に面白く展開させています。
また、番頭と定吉、そして猫。これらの滑稽さも加味されて、
甚語楼師匠らしい仕上がりの、『火事息子』でした。
次回のこの会は、4月27日(日)です。