この落語会は、初めてでした。整理番号が貰えるのと、
中に待つスペースがあるのを知らず寒い思いをしました。
中に待つスペースがあるのを知らず寒い思いをしました。
そして、長い長い会でした。
・豆や … 駒松
・饅頭こわい … 馬吉
・親子酒 … 龍玉
・江嶋屋 … 蝠丸
・掛取り … 雲助
お仲入り
・雪とん … 小満ん
・富久 … 馬生
1.豆や/駒松
12月になって良くみる駒松さんです。いいフラを持っています。
上手い!ってタイプではありませんが、この『豆や』みたいな噺に向くと思います。
ちょっと、ぼーっとした感じですが、独特の間合いで楽しくなります。
12月になって良くみる駒松さんです。いいフラを持っています。
上手い!ってタイプではありませんが、この『豆や』みたいな噺に向くと思います。
ちょっと、ぼーっとした感じですが、独特の間合いで楽しくなります。
2.饅頭こわい/馬吉
師匠によく似ていますよね。師匠の模倣から大きく育ってください。
3.親子酒/龍玉
「私も酒は嫌いじゃない方で」と、マクラを振ったら笑いが起きてました。
美味そうに飲みますし、酔う仕草が、酒飲みらしいと思います。
来年は、龍玉を少し聴いてみたいと思っています。
4.江嶋屋/蝠丸
先代の桂文治師匠のお弟子さんです。芸協なので寄席でみる程度でした。
この会で初めてじっぐり聴いたのですが、いいですね、蝠丸師匠。
『江嶋屋』は、歌丸師匠と講談の貞水先生で聴いたけど、
それ以外の演者で聴くのは初めてでした。石井さんのリクエストだそうですが、
なかなか迫力があり、老婆が囲炉裏で、イカモノの婚礼衣装を燃やす場面は、
真冬なのに、ゾッとしました。できれば、夏に聴きたいです。
5.掛取り/雲助
長い一席に、途中不覚にも寝てしまいました。
どーも市馬バージョンで慣れているのが良くない感じです。
さん喬さんのでも、以前爆睡しました。
6.雪とん/小満ん
扇辰くんの『雪とん』も、かなり良くなっていますが、小満ん師匠のを聴くとまだまだですね。
お祭り佐七が、長身のイナセな色男に写らないと、この噺はダメですね。
おおよそ、そんな咄家は居ないので、演者がそう見せないとダメなのでしょう。
志ん生のは、そうだったんでしょうね、薮さん!!
7.富久/馬生
当代の馬生さんは、どうも苦手なのですが、この『富久』は良かったです。
やり過ぎる感じがしなかった。
さて、この会の後、せいこさん、ねこさんと、小満ん師匠の会でよく会うご夫婦の六人で、
上野の不忍口付近の居酒屋さんで、鍋を囲みました。ふくと蛤の鍋でね。
最後は、雑炊とうどんも頂きました。温まる夜でした。
p.s. この開口一番の駒松さんが、今は、馬久で二つ目になり、昨日、2021.03.28に、一花さんと結婚式を挙げておりました。
一朝一門同士の姐弟子女房ですねぇ。末永くお幸せに。