この会(白鳥・白酒二人会)も、年3回開催で今回が十一回目。
今回から恒例だった“白いモノで500円キャッシュバック”が無くなり、
チケットの売れ行きが少し心配されていましたが、なんの?その!!
逆に、早期完売だったらしいです。さて、今回は、こんな内容でした。
今回から恒例だった“白いモノで500円キャッシュバック”が無くなり、
チケットの売れ行きが少し心配されていましたが、なんの?その!!
逆に、早期完売だったらしいです。さて、今回は、こんな内容でした。

1.オープニング・トーク/白鳥&白酒
年末は、互いに忙しいという話からスタートして、白鳥師匠が、
「かわら版の自分の欄が7行くらい在った」と言うと、
兄さんは、かわら版見ないと自分のスケジュールが分からないの?
と、白酒師匠から突っ込まれておりました。そして、話題は正月の寄席興業に。
初席の出番は、その前年度の寄席への貢献度で決る!!
なんて話題から、白酒くんは鈴本での出番が来年から“1本”になるが、
白鳥師は、新作派5人「川柳・小ゑん・白鳥・彦いち・百栄」で2日ずつ。
一番下の百栄くんが、五人の出番調整の仕事があり、非常に大変らしい。
年末は、互いに忙しいという話からスタートして、白鳥師匠が、
「かわら版の自分の欄が7行くらい在った」と言うと、
兄さんは、かわら版見ないと自分のスケジュールが分からないの?
と、白酒師匠から突っ込まれておりました。そして、話題は正月の寄席興業に。
初席の出番は、その前年度の寄席への貢献度で決る!!
なんて話題から、白酒くんは鈴本での出番が来年から“1本”になるが、
白鳥師は、新作派5人「川柳・小ゑん・白鳥・彦いち・百栄」で2日ずつ。
一番下の百栄くんが、五人の出番調整の仕事があり、非常に大変らしい。
そんな話題から、去年鈴本でトリを取り捲った喬太郎が二ノ席のトリになり、
初席も、例年小三治師匠が勤めた枠に、三三くんが抜擢された話へと移りました。
小三治から三三にトリが変わっても、初席の前売は即完売だったみたいですね。
また、白鳥師匠は、正月三が日の寄席は、着物で通うシキタリなのが、
非常に面倒臭いと、咄家とは思えない発言をしておりました。
更に、この日着ている「助六風着物」についても、襟や袖、裾に、
赤いステッチが入っているので、長襦袢ナシで着たら寒かった!と、
相変わらず、のん気な事を言っておりました。
更に話題は、二人とも弟子を取った話へ。白鳥師匠が自分の弟子・あひるくん。
彼が最初は喬太郎の弟子志願だったことや、日ごろ圓丈師匠から、
お前は弟子を育てていないから半人前だ!何でもいいから弟子を取れ!
と、小言を喰らっているので、あひるくんを取る事にした話をしました。
更に、その教育方法で、古典落語を新作派の白鳥師匠が教えるよりも、
金原亭馬遊師匠に教えてもらう方が、あひるくんの為になると思って、
そのような教え方をしています、と、自身のブログに書いたら…
これを、圓丈師匠が見て、「なんで、お前は自分で弟子を育てようとしない!」
「しかも、古今亭の奴に頼むんだ!三遊亭の誇りはお前にはないのか?!」
と、その教育方法を叱られたそうです。
そこで、自から『からぬけ』『平林』は教えたそうですが…
白鳥師、いきなり白酒くんに「白酒、おまえ『平林』 “ひらばやし”って言うの知ってた?」と、言う。
「俺が、“たいらばやし”って言ったら、それは“ひらばやし”です、って直された」と、
少ししょんぼり語る白鳥さん。 すいません!指摘させて頂いたの私です。
次からは、馬遊じゃなく、お前に頼むよ、白酒と言ってました、白鳥師匠。
「白鳥師匠! 白酒くんも古今亭です」 そんな事を白鳥師匠に言われて、
上下の切り方、逆に教えますよ、ふふふと笑う白酒くんでした。
2.落語問答/白鳥
古典『蒟蒻問答』の改作です。白鳥師自身は、談笑作『シシカバブー問答』にインスパイアされて、
この作品を作ったと言っておりましたが、かなり斬新な問答でした。
一応、設定は、真打に成り立ての白鳥師匠が、食えないので花緑師匠の家にタカリに行く。
タカラレた花緑師匠の家に、弟子志願者(小原正也くん)がやって来る。
花緑師匠によると、連日弟子にしてくれ!としつこいのなんの…
それに、「僕の古典落語の知識は、花緑師匠!貴方より上です」と、自信満々。
ほとほと困っていると言う花緑師匠に、白鳥さんが提案するのです。
もし、この弟子志願の男を追い払ったら、何か美味しいものをおごって欲しいと。
この弟子志願者と、古典落語に関する問答対決を白鳥さんがやるのですが…
古典『蒟蒻問答』の改作です。白鳥師自身は、談笑作『シシカバブー問答』にインスパイアされて、
この作品を作ったと言っておりましたが、かなり斬新な問答でした。
一応、設定は、真打に成り立ての白鳥師匠が、食えないので花緑師匠の家にタカリに行く。
タカラレた花緑師匠の家に、弟子志願者(小原正也くん)がやって来る。
花緑師匠によると、連日弟子にしてくれ!としつこいのなんの…
それに、「僕の古典落語の知識は、花緑師匠!貴方より上です」と、自信満々。
ほとほと困っていると言う花緑師匠に、白鳥さんが提案するのです。
もし、この弟子志願の男を追い払ったら、何か美味しいものをおごって欲しいと。
この弟子志願者と、古典落語に関する問答対決を白鳥さんがやるのですが…
まずまず、面白い設定なのですが、まだまだ未完成なのと、
白鳥師匠の思うレベルの古典の薀蓄なんですよねぇー
弟子を取ったからなのか?『新・イタチの留吉』でもそうですが、
古典落語に、強い興味を感じますね、白鳥師匠。
どーも古典フレーズを言いたいようです白鳥師匠。
法界坊の「しめた!しめた!占め子の兎」が言ってみたいそうです。
ただし、歌舞伎を一度も見ていないけど、と言う辺りが白鳥さんらしいけどね。
3.寄席よりの使者/白酒
「咄家なんて、お気楽な商売だと思うでしょう?あんなの聴かされると…」
そう言ってから、近況報告のマクラへ入りました。
以前、談春のソロモン流出演のTVを観て、談春が女性限定落語会で、
「何かお客さんに望むことは?」と問われて「俺を愛してくれ!」みたいなぁ。
そんな発言をしたのですが、それに突っ込みを白酒師匠が入れておりました。
「いくらテンションが上がったからって、あの顔で『愛してくれ!』はないよね」と。
これが廻り廻って、談春師の耳に入り、博多天神落語祭の時に、
「お前なぁ、心に思っている事を、まんま言うなぁ!!」と言われたそうです。
そんな話からTVの取材で、占い師のゲッターズ飯田さんに会った話へ。
そこから、占いは確率分析であると言う飯田さんの占い理論を話、
更に、占った結果の伝え方についてのノウハウを語る白酒くん・
ここから、9月の新作縛りの鈴本で披露した『寄席からの使者』へ。
この噺は、初めて聴きました。川柳川柳師匠が主人公で、
ボタンの掛け違いで、シリアの和平調印の席上に川柳師匠が招かれるという、
なかなか奇想天外な噺です。ちょうどシリア情勢が不安定な時に、
旬な時に作った噺なので、今ぐらいの時期になると懐かしい感じがします。
シリアの暴君・アサドを、「浅田(二世)」と聞き間違う川柳師匠が最高です。
あと、個人的には「テヘヘの圓生」が「テヘランまで延焼」になる所がウケました。
4.喧嘩長屋/白酒
夏の池袋で初めて聴いて、そこから1週間後の横浜にぎわい座でも聴きました。
それから久しく聴いてなかったのですが、ここで三回目を聴いてしまいました。
同じ噺を1年に三回は、やっぱり多いかな?
5.隅田川母子/白鳥
これは、二回目ですね。前回は亀戸香取神社でのネタ卸しでした。
まだ不安定だったけど、この日は、かなり完成度が上がっておりました。
白鳥HPでも語られてますが、掛けられるうちに掛けているみたいですね。
白鳥師だから許されるんですかねぇー 愛子様が可愛くてね。
寄席でもやっているみたいですが… 少し心配です。