もう毎年恒例になっている年末の銀座での小三治独演会。
今年も、楽しみにして会場に入りました。超満員の盛況。
そして、こんな内容でした。
今年も、楽しみにして会場に入りました。超満員の盛況。
そして、こんな内容でした。

1.蔵前駕籠/禽太夫
駕籠に乗っての“あすび”はもてたのマクラから『蔵前駕籠』へ。
語りも悪くないし、声もまずまずなのですが、噺に入って行き辛いのです。
何なのかな?パンチが利いてないねぇ、『蔵前駕籠』って噺のせいもあるけど、
禽太夫自身の工夫みたいなものが欲しいと思いました。
駕籠に乗っての“あすび”はもてたのマクラから『蔵前駕籠』へ。
語りも悪くないし、声もまずまずなのですが、噺に入って行き辛いのです。
何なのかな?パンチが利いてないねぇ、『蔵前駕籠』って噺のせいもあるけど、
禽太夫自身の工夫みたいなものが欲しいと思いました。
2.青菜/小三治
「とうとうこの日が来ちゃいましたよ、・・・ 今年の夏は暑かった」
「喉もと過ぎれば暑さ忘れるって言いますが、こんな事を言うんですかねぇー」
と、言って『青菜』を始める小三治。 おいおい、真冬だぞ。
また、声が小さいのです、デキの悪い稽古みたいな『青菜』を45分聴かされた。
絶不調だったようだが、こんなに酷い小三治は初めてです。
休むわけにはいかなかったんだろうが、それにしても…
なぜ『青菜』だったのか? 同じくらいのデキなら『百川』の方が?
独演会、減らした方が良いのかな? 年に50回でいいから、
元気な高座が聴きたいと思います。
3.初天神/小三治
私の後ろの紳士二人組み、「次は、芝浜かな?」とか言っていた。
おいおい、あの『青菜』を聴かなかったのか?できるわけないだろう?
『野ざらし』ですら無理な体調だぞ、短いネタ、しかも、楽なの?
『小言念仏』?『一眼国』? そう思ったら、『初天神』でした。
先の『青菜』よりは、声は出ていたけど、飴は無く団子から凧まで。
小児は白き糸のマクラもなく25分弱でした。
大好きな銀座ブロッサムで、このデキとは、よほど調子が悪かったのか?