今年最後の汲沢寄席です。今回も戸塚の小せんファンが集まりました。
そして、このような内容でした。
そして、このような内容でした。
【昼の部】
・出来心
・目薬
お仲入り
・味噌蔵
【夜の部】
・新聞記事
・弥次郎
お仲入り
・壷算
【昼の部】
1.出来心
泥棒の噺から入りますと、マクラを振って『出来心』へ。
最初に、親分が「万一、見付かったら出来心ですと謝れ!」の部分が無かったです。
前座さんがやるみたいに、下駄を“さいご兵衛”さんの家に忘れて来るところで終わりに。
客の反応を伺うのと、ウォーミングアップを兼ねる感じでした。
1.出来心
泥棒の噺から入りますと、マクラを振って『出来心』へ。
最初に、親分が「万一、見付かったら出来心ですと謝れ!」の部分が無かったです。
前座さんがやるみたいに、下駄を“さいご兵衛”さんの家に忘れて来るところで終わりに。
客の反応を伺うのと、ウォーミングアップを兼ねる感じでした。
2.目薬
この会でも二回目ですね。面白い噺で好きです。
平仮名しか読めない旦那と奥さんのやり取りが滑稽です。
動作・仕草も面白くて、落語らしい笑いです。
3.味噌蔵
ノラやさんでネタ卸しを昨年聴いた『味噌蔵』
かなり良くなってますね。余裕があるのとケチな主人と、
奉公人が鬼の居ぬ間に、やりたい放題なのが楽しい一席です。
妙なギャグを入れないのも好感を持てます。
最古参の奉公人・甚六さんの酔って唄う場面が大好きなのと、
旦那が節穴から中の様子を覗く仕草がたまりません!!
ノラやさんでネタ卸しを昨年聴いた『味噌蔵』
かなり良くなってますね。余裕があるのとケチな主人と、
奉公人が鬼の居ぬ間に、やりたい放題なのが楽しい一席です。
妙なギャグを入れないのも好感を持てます。
最古参の奉公人・甚六さんの酔って唄う場面が大好きなのと、
旦那が節穴から中の様子を覗く仕草がたまりません!!
【夜の部】
4.新聞記事
このネタもよく掛ける小せん師匠です。これも夜の客の反応を探る感じでした。
「態を交わした」「心臓を一突き」のベタな部分が、もう少し工夫があると更に良いと感じました。
5.弥次郎
最後の村に行ってのところまで30分ちょっとやりました。
猪より後まで聴いたのは、かなり久しぶりです。
やっぱり、みなさんが、猪までで止める理由が分かる一席です。
6.壷算
これが本日一番のデキでした。
瀬戸物屋さんの騙されて悩み、狂っていく様子が絶品なのと、
兄貴分と買い物を頼んだ舎弟分のやり取りも面白かったです。
毎回思うのですが、六席1日でやって、最後によく力が残っているもんだと感心させられます。
この種の噺が、五代・小せんさんには似合う噺なのだと思います。
次回のこの会は、来年、四月五日の土曜日です。
その前に、二月十六日の日曜日に横浜にぎわい座での独演会もあります。
来年も、柳家小せんを贔屓にするつもりでおります。