このホールも立派です。また、非常に聴き易くて好きです。
さて、ネタ出しされているこのシリーズ、今回はこの二席でした。
さて、ネタ出しされているこのシリーズ、今回はこの二席でした。
1.棒鱈
基本的に二つ目のこはる・春吾が開口一番=トッピングを務めるのですが、
長講が1時間を越える恐れがあると、トッピング抜きで談春だけになります。
この日は、この後に、『文七元結』ですからね、さもありなんと思いました。
いつものように、軽くマクラを振って、棒鱈に入ったのですが、
皆さんトッピングありのつもりで、15~20分遅れて来るから、
暗い客席でも、談春師匠、気になるみたいで、「立ってなくて良いですよ!?」
「ご自分の席に付いてください!」と、客をいじりながら、棒鱈を進めました。
結果、45分。この棒鱈でも時間を要したのでした。
30分で終わりたかった感じでしたね。それでも楽しかったです。
江戸っ子の都々逸が、またリニューアルされていてね。
秋の都々逸をふんだんに詰めたバージョンでした。
季節、季節で、都々逸を変えれば、1年中できちゃうネタではあります。
基本的に二つ目のこはる・春吾が開口一番=トッピングを務めるのですが、
長講が1時間を越える恐れがあると、トッピング抜きで談春だけになります。
この日は、この後に、『文七元結』ですからね、さもありなんと思いました。
いつものように、軽くマクラを振って、棒鱈に入ったのですが、
皆さんトッピングありのつもりで、15~20分遅れて来るから、
暗い客席でも、談春師匠、気になるみたいで、「立ってなくて良いですよ!?」
「ご自分の席に付いてください!」と、客をいじりながら、棒鱈を進めました。
結果、45分。この棒鱈でも時間を要したのでした。
30分で終わりたかった感じでしたね。それでも楽しかったです。
江戸っ子の都々逸が、またリニューアルされていてね。
秋の都々逸をふんだんに詰めたバージョンでした。
季節、季節で、都々逸を変えれば、1年中できちゃうネタではあります。
2.文七元結
予想通り長かったです。前回が2011年の横浜音楽堂で1時間20分を越えました。
その前が、茅ヶ崎で1時間5分、さらにその前は2009年のよみうりホール、
これも1時間を少し越えていますね。とにかく、談春師のは長いです。
で、今回は冒頭の長兵衛が、真っ暗な自宅に帰るシーンをカットしました。
いきなり、番頭の藤助に連れられて佐野槌に入ったところから始まるのです。
この展開だと、15分は節約できるなぁー と思ったのですが…
結局、終わってみると1時間20分で、横浜音楽堂と同じだけ掛かっておりました。
予想通り長かったです。前回が2011年の横浜音楽堂で1時間20分を越えました。
その前が、茅ヶ崎で1時間5分、さらにその前は2009年のよみうりホール、
これも1時間を少し越えていますね。とにかく、談春師のは長いです。
で、今回は冒頭の長兵衛が、真っ暗な自宅に帰るシーンをカットしました。
いきなり、番頭の藤助に連れられて佐野槌に入ったところから始まるのです。
この展開だと、15分は節約できるなぁー と思ったのですが…
結局、終わってみると1時間20分で、横浜音楽堂と同じだけ掛かっておりました。
長くても、長く感じないのであれば良いのですが、明らかにムダな部分があります。
長くなる原因は、横道に反れてしまう感じで、迷路に入ります。
特に、今回は佐野槌の女将が長兵衛に説教する場面。
博打の薀蓄から、「お前は、名人なんだから苦労を背負のは当たり前なんだよ!」
ここまでは良いのですが、苦しいのは私やお久ちゃんじゃないんだよ、
と、余計な事を言うもんだから、長兵衛親方がなかなか外に出られなかった。
しかも、迷路に迷い込んだ感じで、この場面を終わらせたい!気持ちは分かるけど、
佐野槌の女将が長兵衛に変なことを次々と言うのです。
もう50両貸してやる話は、けりが付いているはずなのに、
「返す宛が無いのなら、この娘を連れてだるま横丁へ今すぐ帰りなぁ!」とか言い出します。
貸してもらえるってんで、さんざん礼を言った後なんだけどねぇ。
一方、文七と出会う長兵衛。ここでも新展開がありました。
なんとか死ぬのを思い留まらせようと、長兵衛が文七に意見をしますが、
文七は、ご主人様に申し訳ないと、死ぬのを止めない。
そこで、お前には親はないだろうが、もし親があればどうする。
こんな所でお前が、銭の為に死んだなんて知ったら、悔やみに悔やみ切れないぞ。
なぜ、相談してくれなかったのかと、一生、それを引き摺って苦しみながら生きることになる。
子供が、親より先に死ぬのは、一番の親不幸だ!だから生きなきゃだめだ!
と、文七を説得するのですが、文七がこれに反論するのです。
親だって淋しいのは一時だ、1年もすれば悲しみも安らぐと。
ここは、自然に上手く展開させましたが、長くなる原因ですね。
あとは、概ね、いつもの通りなんですが、やっぱり50分だよなぁ。
できれば、45分に詰めて欲しい、談春の『文七元結』です。
録音して、編集してよければ、かなり良い作品になると毎回思います。
35分も余分があるとは言わないけど、20分は絶対に詰められます。
さて、次回デリバリー談春は、板橋区で『鼠穴』です。