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成城ホールができて間もなく始まった、渦の木村真理さんプロデュースの会です。
前半、20分の持ち時間で3組のパフォーマーが登場して舞台を務めて、
仲入り後は、立川志の輔の長講落語一席という趣向なのです。

2010 徂徠豆腐
2012 江戸の夢
2012 井戸の茶碗
2013 抜け雀

これまで8回中4回観に来てて、上記の4席。殆ど古典でした。
そんな「志の輔らくご あっぱれPLUS」 今回は、こんな内容でした。

  
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1.ロケット団
寄席より長い持ち時間なので、タップリでした。
最近やっているネタを、フルバージョンで聴けました。
最近のネタでは、倉本くんを東南アジア系の外国人扱いする、
三浦くんのボケが受けております。
 

2.ナオユキ
この人、鶴光一門なんですね。芸協の芝居にもっと出て欲しいです。
多分、仲トリと大トリをナオユキとナイツが取る芝居なら満員間違いなしです。
このシュールなネタ好きになりました。

「自転車で街を走っていると、路地に“飛び出し注意”の看板を見付けた」
「飛び出し注意!!の横で、自転車を止めて、信号が変わるのを待っていた」
「すると、飛び出し注意!の横に、妊婦が立ったのだ… 飛び出し注意!ってか?」

また、大阪のオカンあるあるが、ほんまに笑えた。 
 

3.ねこマジ
魅力がイマイチよく分からないトリオです。
全部、そこそこできているのです。
演奏/歌の音楽性がそこそこで、
作詞/作曲の面白さもそこそこで、
外見の魅力もそこそこなんですよね。
俺は、絶対にファンにはならないと思いました。
どれか秀でてないと!!
  
 
4.ディアファミリー/志の輔
今回は、季節ネタの新作落語でした。マクラでは、北陸新幹線についてタップリj語る志の輔。
富山にも悲願の新幹線が通るので、その思いいれは人一倍なんでしょうね。
あと、何でも慣れてしまうと違和感が無くなるという喩えに、自身の「志の輔」という名前について語りました。
何度か聞いていますが、自身は「志の輔」って名前が、当初好きじゃなかったと言いますネ。
談之助の後だから、取って付けたみたいに感じたのか?でも、二つ目、真打と、
名前は変えるチャンスがありながら、志の輔で通して、現在に至ります。

さて、『ディアファミリー』

勤続三十年のお父さんが、会社から記念品を貰うところから噺がスタートします。
家族の様々な物が詰まり捲った押入れに、その記念品が入れて貰えない。
お父さんは、ショックを受けて家出・離婚を決意するのですが…
珍しく志の輔が、ギャグを飛ばしてしまいました。
ギッシリ詰まった押入れを開けた時に、お母さんが娘にデジカメで撮影するように命令する。
このギャグの仕込を忘れてしまいます。後からそれを付け足しましたが、志の輔には珍しいミスでした。
まぁ、志の輔も人の子、間違えることもあるさぁ。

志の輔、もう年内は、にぎわい座の「カウントダウン寄席」が最後になるかと思います。