横浜にぎわい座の地下で開催されている立川こはるの勉強会。
隔月・年6回やっている会で、4回が自主興行で2回はにぎわい座のケツ持ち。
今回が7回目という事で、コンスタントに満員にしているのは偉い!
さて、今回は、こんなネタが並びました。
隔月・年6回やっている会で、4回が自主興行で2回はにぎわい座のケツ持ち。
今回が7回目という事で、コンスタントに満員にしているのは偉い!
さて、今回は、こんなネタが並びました。
・平林
・提灯屋
お仲入り
・寄合酒
・岸柳島
1.平林
長めのマクラから入りました。まず、中秋の名月の話題から入りました。
次回見られるのは、なんでも8年後だとか。満月だけなら毎月出るけど、
本当に、中秋の名月というのは、明るく妖しく照るもんだと関心するこはる。
長めのマクラから入りました。まず、中秋の名月の話題から入りました。
次回見られるのは、なんでも8年後だとか。満月だけなら毎月出るけど、
本当に、中秋の名月というのは、明るく妖しく照るもんだと関心するこはる。
で、こはるの面白いのは、この月を見て、ヨシ、蕎麦を食べよう!!
と、思い立って蕎麦を茹でて、どんぶりに月を写して月見蕎麦の気分で食べたそうです。
いいでしょう。こいう感性を大切にして欲しいです、咄家なんだから。
本人、卵を一個得した!!と、喜んでおりました。
カケ蕎麦に 卵恵むか お月様
こんな感じの貧乏風流の似合うこはる、そいうところが私は好きです。
月を見ながら食えば、卵買わなくて済むと、喜ぶあたりがこはるらしい。
今年は談春一門で、にぎわい座で3度、6回公演をやったが、
弟弟子によると、「姉さんの噺、意外と師匠に受けてましたよ」
そう言われたのが嬉しかったと回想するこはる。
師匠以外から習ったネタの方が多くなっているはずなので、
師匠も、弟子を見るのが前座時代とは違って新鮮なんでしょうね。
そして、アンケートの質問に答えるこはる、白酒ひとりと同じ趣向です。
Q.マクラ/演目はどう決めているんですか?
マクラは、必ず、近々の出来事を拾い、同じマクラは二度としない主義。
演目は、とにかく百席客前でできるネタを増やすことを目的に選んでいるそうです。
だからですかねぇー こはるの噺には、女の人があまり出ません。
女性の咄家は、みんなそうなんですが、廓噺が一番苦手ですよね。
Q.まだTV無い生活なんですか?
YES!困っているそうです。「談志一代記 人生なりゆき」が見れてないので、
一門の師匠たちと、この話になると、曖昧な返答しかできない。
また、NHKが三週にわたり追いかけた、志らくの弟子の志ら鈴!!
この子本人は、何度も会っているけど、番組をみていなので、
笑福亭たま兄さんから、「名前、もらう時に、立川流はあんなんするの?」
と、訊かれたが、“あんなん”の意味が分からず、見ていないのが露見した。
「せえへんやろう? 師匠が、わざわざ半紙に名前書いたり」と言われて、
「しません、志らく師匠自身がテレビを意識したんだと思います」と答えたそうだ。
なんでも、道楽亭の笑福亭たまとのトークで、この志ら鈴さんの事を語るそうです。
明日、新宿の道楽亭でやるそうです。TVは嫌いだそうです。
Q.こはる目線での評価として、立川流の男性弟弟子はどうですか?
芸人として、男としての魅力について教えてください。
一言 「ダメです!!」と、〆ました。
Q.立川こはるグッズを作るなら、何がよいですか?
Tシャツ。これが客からの人気でした。
できるかもしれません、こはるTシャツ。
Q.最近、怒った事/許せない事は何ですか?
上野広小路亭の側のサイゼリアで、隣に座ったOL二人組。
この一人は、ちょっと背が低く可愛い高感度高そうな25歳くらい、
もう一人は、この子の2つくらい先輩、金髪でツーンと澄ました、
嫌なタイプを絵に描いたような女!!
この女が、パスタを足を組んで、片手フォークで汚く食べる姿にイラっと来たそうです。
そんなアンケートに答えて、一席目へ。いきなり録音し始めるこはる。
この日の一席目、『平林』を神楽の女性に聞かせて、稽古を付けるらしい。
何かのイベントで、その神楽の女性が『平林』を披露するらしいです。
元気100倍の『平林』でした。
2.提灯屋
つい先月、ギャラリー工でもやったのに、と、思ったら、
その後のアンケートで、紋についての質問がやたら多かったそうです。
そこで、再度演じて、紋の説明を丁寧にするこはるでした。
つい先月、ギャラリー工でもやったのに、と、思ったら、
その後のアンケートで、紋についての質問がやたら多かったそうです。
そこで、再度演じて、紋の説明を丁寧にするこはるでした。
3.寄合酒
談春に、弟子にこの噺の所作を、お前が教えろ!!
そう命令されたので、久しぶりに、談春が演じた「落語のピン」での映像を見て、
この噺を覚え直したので、ここで披露したようです。
例の鰹節を二本、鬼の角に見立てて、鬼ごっこで子供を追い廻す演技、
ここの弟子のソレを見た師匠・談春が気に入らなかったようなので、
丁寧に、弟弟子たちに教えたんだそうです。
談春に、弟子にこの噺の所作を、お前が教えろ!!
そう命令されたので、久しぶりに、談春が演じた「落語のピン」での映像を見て、
この噺を覚え直したので、ここで披露したようです。
例の鰹節を二本、鬼の角に見立てて、鬼ごっこで子供を追い廻す演技、
ここの弟子のソレを見た師匠・談春が気に入らなかったようなので、
丁寧に、弟弟子たちに教えたんだそうです。
4.岸柳島
この噺がネタ卸しでした、談志の型どおりにやりましたね。
キセルの雁首を落とす侍の相手が、老侍ではなく田舎の若い侍になります。
雁首を落とす方は、まぁまぁなんだけど、若い方がどーにも…
談春のように、キッチリ談志のコピーができるのならだけど、
最初は、老侍で、槍を持って演じた方が良いように思います。
柳家三三に、習いに行く事を、僕は薦めます。