今朝、宇多田ヒカルのママ!! 藤圭子が亡くなったそうですね、
NHKのニュースで知りました。飛び降り自殺だそうで、62歳。
日本に居たのに驚きました。USで暮らしているとばかり思ったのに…
NHKだからか?歌手の藤圭子さんと報道していました。ご冥福を祈ります。

高円寺のノラやさんで、小せん師匠がやっている勉強会に行きました。
コアな小せんファンが集まる会で、横濱小せん会の流れで知って、
初めて来た!!というファンが居て、20人近く集まって、
12人の打ち上げというなかなか大勢で、和気藹々な雰囲気でした。
さて、小せん勉強会 「鐙の会」は、こんな内容でした。

  
・夢八

・景清

今月、3回目の『夢八』です。一琴、小太郎、そして今回の小せん師匠です。
この噺を、陽気にやり通すのが、上方流(米朝一門流?)のなだと思うのですが、
一琴、小せんの両師匠は、結構、首吊りの場面で陰惨なムードを醸します。
小太郎くんは、陽気に、陽気にで通すんですけどね。
あと、伊勢音頭の歌の違いは、小太郎くんも小せん師匠も、大元が一琴師なので、
“♪伊勢は、津でもつ、津は伊勢でもつ”ではなく、♪お伊勢参りは…みたいです。

一方、いいですよ、小せんくんの『景清』。
目がみえなくなり、やけくそに成っている主人公が、
大家さんの助言で、神信心するけど、またくじけかける様子が見所です。
最後は、雷に打たれて目が開くのですが、その喜びと女房に見せてやりたくなる気持ちが、
最後の最後に救われてオチへと繋がります。

あと、この日のマクラで、8/16・17岐阜で開催された「てんしき杯学生落語選手権」に、
審査員役で初めて参加した話をしました。これが凄く大変な仕事だったみたいです。
確か、オフィスせいしょう亭さんがやっている企画で、初日予選、そして決勝もトーナメントなのです。
予選が20人の6ブロックで、トーナメント。更に勝ち残った12人でトーナメントらしいです。
つまり、予選で20-1=19×2席の落語を聴いて、決勝は3位決定戦もあるので、24席聴くらしい。
それを優劣付けて、高座も1席務めるそうです。クタクタに成ったそうです。

白鳥師匠が、『もしドラ』の中で言ってますね。咄家はつまらない落語を聴かせて、
お客様の気持ちを知らないと芸が伸びない!!と。まさに、そんな体験だったようです。