連続6回のこの会も、いよいよ、あと2回で終わってしまいます。
お名残り惜しいです。連日超満員で、膝送りしないと入れない桟敷席です。
また、馬石きんは鈴本のトリと掛け持ちで、この会なんですよねぇー
この日は、「清兵衛縁切り」を30分口演して、
鈴本で、「火事息子」をやったんですよ。鈴本の客はいい迷惑じゃないのか?
そして、次回、17日は、最終話「お白州・大団円」をやって、
鈴本では、「文七元結」ですよ、どんだけ頑張るんでしょうか?馬石くん。
ちなみに、雲助師匠は、鈴本は休演でした。
お名残り惜しいです。連日超満員で、膝送りしないと入れない桟敷席です。
また、馬石きんは鈴本のトリと掛け持ちで、この会なんですよねぇー
この日は、「清兵衛縁切り」を30分口演して、
鈴本で、「火事息子」をやったんですよ。鈴本の客はいい迷惑じゃないのか?
そして、次回、17日は、最終話「お白州・大団円」をやって、
鈴本では、「文七元結」ですよ、どんだけ頑張るんでしょうか?馬石くん。
ちなみに、雲助師匠は、鈴本は休演でした。
さて、開口一番は、“お知らせ”込みで前座の市助くんが務めます。
この日は、「知っていても声に出して続きは言わないで下さい!!」
と、これが受けてましたね、携帯電話など音の出る機器は切って下さい!!
そう言って、『狸札』へ。どうもこの“お知らせ”を言うと調子狂うみたいですね。
1.名人長二 ~清兵衛縁切り~ / 馬石
いよいよクライマックスです。この日は、親方:清兵衛の前に酔って現れ、
親方の作った茶箪笥にケチを付けて毒づき、コレを槌で内側から叩いて、
木っ端みじんに打ち壊してしまう。
破門にしろ!言う長二、どうしたんだ?と意見をする女将さん。
そんなやり取りの後、長二は自ら離縁状を書いて親方に叩きつける。
しかし、なぜかその離縁状の日付が1ヶ月前になっているのだ?
これは何かあるな?と思いを巡らせる親方だった。
そして、翌日。長二は、北町奉行所へ「お恐れながら」と訴えて出るのであった。
長二と清兵衛の師弟のやり取りがなかなか迫力がありました。
流石、元役者ですね、伊達に石坂浩二劇団で下積みを経験していません!!
次回のお裁きも楽しみです。鈴本の文七に余力を残さず燃え尽きて欲しいです。
2.お富與三郎 ~茣蓙松~ / 雲助
この日もタップリでした。そして、馬生師匠のとは少しストーリーが違いましたネ。
蝙蝠安を殺さない展開なんですよねぇー 與三郎はお富の尻に敷かれていると言うよりも、
完全に“傀儡(くづつ)”です。悪党には成りきれない與三郎を上手く演じます。
特にいいのが、行商の小間物屋が、お富に櫛を売りに来るんですよ。
その小間物屋に、鼈甲櫛を見せろ!と、言って元鼈甲問屋の若旦那らしい薀蓄で、
この小間物屋を関心させて、値切るのです。馬石くんにも見習って欲しいです。
さて、次回はいよいよ最終回、どんな感動が待っているやら。
◇お富與三郎 五話