
2年ぶりに横浜にぎわい座での“一朝一門会”でした。
一番下の前座、一力くん以外は全員参加の一門会!!
柳朝、一之輔、柳也、一左、一蔵、そして師匠一朝の揃い踏み、
こんな演目が並びました。尚、一力くんは、この一門会が決まる前に、
他の一門の一門会の仕事が入っていて、不参加だったそうです。
一番下の前座、一力くん以外は全員参加の一門会!!
柳朝、一之輔、柳也、一左、一蔵、そして師匠一朝の揃い踏み、
こんな演目が並びました。尚、一力くんは、この一門会が決まる前に、
他の一門の一門会の仕事が入っていて、不参加だったそうです。
1.看板のピン/一左
寄席で1回聴いていますが、それも前座時代。
一朝一門の自由な雰囲気は受け継いでいるのだが…
特徴に乏しいですよね。もう少し個性が欲しい一左さんです。
2.幇間腹/一蔵
一蔵に成って初めて聴きました。2ヵ月ぶりくらいの一蔵くん。
相変わらず、趣味がダイエット、特技がリバウンドのキャッチフレーズで、
朝呂久といった前座時代と同じ掴みで喋り出しました。
彼は「白酒・甚語楼の会」で、前座を務めていたので、20回くらい聴いているはずです。
意外と起用で愛嬌があります。元気も一杯です。ただ、美しくないのが珠にキズです。
仕草や見せ方、これに美しさが加わるといいんですけどね。
一緒に二つ目に上がった、小辰くん、市弥くん共々応援していくつもりです。
一蔵に成って初めて聴きました。2ヵ月ぶりくらいの一蔵くん。
相変わらず、趣味がダイエット、特技がリバウンドのキャッチフレーズで、
朝呂久といった前座時代と同じ掴みで喋り出しました。
彼は「白酒・甚語楼の会」で、前座を務めていたので、20回くらい聴いているはずです。
意外と起用で愛嬌があります。元気も一杯です。ただ、美しくないのが珠にキズです。
仕草や見せ方、これに美しさが加わるといいんですけどね。
一緒に二つ目に上がった、小辰くん、市弥くん共々応援していくつもりです。
3.雛鍔/一之輔
二年ぶりの一門会だと言って、先に出た一蔵くんをいじる一之輔。
断髪式を終えた相撲取り、鏡餅が着物を着ているみたいなど、
一蔵くんのメタボな体系をいじり倒す一之輔。
続いて、嫁の妹さんが学校の先生で、そこから貰った学校寄席の話題へ。
この話は、何度か聞いていて、小学生は、男の子より女の子の方が大人びているという。
小学生と一緒に給食を食べる。先生が気を使って女子で周りを固めてくれるそうです。
そんな子供の話から、『雛鍔』へ。爆笑でした。
金坊がエキセントリックで最高でした。一之輔らしい『雛鍔』でした。
4.蛙茶番/柳朝
一朝一門の総領弟子で、柳朝の名前を継いでいる。
すぐ下の一之輔が抜擢で真打になって、兄弟子としては負けられない!!
そんな柳朝なのだが、どうも“柳朝”と聞くと先代をイメージしてしまう。
比べても仕方ないとは思うけど、柳朝に成ったのだからと思ってしまう。
決して、下手じゃないけど、先代のような個性が感じられない。
この日も、天皇家のヘビのエピソードをマクラに振って、『蛙茶番』へ。
それなりに、笑いは起きるのですが、優等生な感じですね。
一朝一門の総領弟子で、柳朝の名前を継いでいる。
すぐ下の一之輔が抜擢で真打になって、兄弟子としては負けられない!!
そんな柳朝なのだが、どうも“柳朝”と聞くと先代をイメージしてしまう。
比べても仕方ないとは思うけど、柳朝に成ったのだからと思ってしまう。
決して、下手じゃないけど、先代のような個性が感じられない。
この日も、天皇家のヘビのエピソードをマクラに振って、『蛙茶番』へ。
それなりに、笑いは起きるのですが、優等生な感じですね。
5.厄払い/朝也
一之輔の真打披露では番頭を務めた朝也くんが食いつきでした。
与太郎噺では、結構珍しいネタ『厄払い』をやりました。
独特の口調ですよね。好き嫌いが出る喋り方だと思います。
6.井戸の茶碗/一朝
私は、一朝師匠で聞くのは初めての『井戸の茶碗』でした。
オーソドックスで、侍の意地と意地に挟まれた、
クズ屋;清兵衛さんの苦悩が実にストレートに表現されました。
博打、幇間、子供、芝居、与太郎ときて、『井戸の茶碗』ですからね。
タップリ楽しめる噺のバランスを考えた一門会でした。