あの兼好&えり凱旋公演の翌日、時間を間違えて行ったのです。
談笑は終わって、談春の『かぼちゃ屋』の頭でした。


1.がまの油/談笑
まの油/談笑スペイン語バージョンだったそうです。
韓国語で馬るこくんもやってますね。


2.かぼちゃ屋/談春
今年は、前座を使わずにこの『かぼちゃ屋』を横浜でも成城でも、
俺は3・4回聴いておりますが、徐々によくなります。
そして、これは五代目の小さん師匠のやり方だと思いました。

4.運廻し/雀々
この師匠は、惜しみなく、計算なんてせずに爆笑ネタを売ります。
これは、同門のざこば師匠のやり方です。
ただ、枝雀師匠のようにやるのなら、小三治師匠のようなマクラ術が必要です。
マクラは、今日初めて振るもので、お出しする落語も、
その反応で選ぶやり方!! 小三治師匠は、その最後の重鎮です。
 

5.掛取り/市馬
最高のリハーサルでした。三橋美智也!!
でも本番の中野で「夕焼けとんび」と「哀愁列車」無しは辛かった。

 
6.口上
談春;師匠である志らくが、本気のことをまじめに言わないからと、
   この日、立川流では最年長なのに、代表してとは言われない事に吠えます。
   談笑も、言えば良いのにとは思いますが、談春はふざけないで、
   この志ら乃が5年も前から、高望みで真打トライアルを始めた事。
   それを2回、志らくが認めず、今日やっと認めた事を言いました。

市馬;歌いませんでした!!

 
雀々;芸暦35年です、上方だと真打なのか?!と思いますで始まりました。
   襲名が多くてご祝儀が出て行くばかりです、近い将来名前を継いで取り戻したい!!

志らく;談春が最初に振った、二回目に認めなかった理由を語りつつ、
    人は天狗になっても、談春のように成功するものもあれば、
    お前!! 志ら乃のようにダメになるパターンもあると解説する
    途中で、志の輔兄さんが呼べたら、世界一の披露目に成ったけど…

談春「志の輔兄さん、お前が嫌いだもんなぁー」
志らく「すいませんね、兄さん。志の輔兄さんとは合計20秒しか話したことがありません」

いいねぇー 二人とも洒落て乗り越える口上で。

 
7.長短/志らく
何度も聴いたネタです。五代目・小さんの十八番から選ぶのが柳家なんだろうねぇ。

  
8.火焔太鼓/志ら乃
志らくの弟子らしいマクラだったのに、なぜ、『火焔太鼓』なんだろう???
こいつの、この選択で、この日は??? でした。