神田派の、愛山、春陽、そして六代伯山の三人で『天保水滸伝』が、俥読みされます。

今回は序開きの鼎談で御座います。

『天保水滸伝』は、ご存知!笹川繁蔵が飯岡助五郎と戦うヤクザ同士の抗争ドラマなのですが、講釈では、実に長い長いお噺なんですが、
この三人の講釈は、勿論、七話しか御座いません。発端も、私がこのブログで紹介したのとは、全然違います。
このブログで紹介した際にもお伝えしましたが、この神田の皆さんが、現代に伝えている『天保水滸伝』は、基本一話完結の抜き読みできる物語に直されていて、
映画などでもお馴染みの、飯岡助五郎が船を仕立て、笹川繁蔵の根城『十一屋』を襲う話を頂点に、物語が構成されていて、繁蔵が殺されたら完結してしまいます。

興味のある方は、このブログを読んで頂くと、繁蔵の仇役、助五郎の生い立ちから始まり、繁蔵の右腕だった笹川繁蔵一家の代貸、勢力富五郎の最期までが描かれております。


◇鼎談