今回は、落語ではなくピン芸人大会でした。
芸暦20年以上の中堅の実力者が揃った会でした。
この会の出演と出し物は、こんな感じです。

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1.オープニングトーク
ピン芸人らしく全く纏まりの無い会話で始まりました。
5人が一斉に喋るので、全く収拾が付かなくなりかけるけど、
中央の山田雅人が次第に、MC力を発揮して仕切り始めます。

スセリさんが、文芸坐といえば学生時代オールナイトを観た話から、
彼女自身が残り4人全員を知っているというのをキーワードに、
全員の紹介を兼ねながら、近況を語らせ始めました。

まずヒロさんは、ショーパーティーの時代から知っていて、
漫才コンビ・ペコちゃんをやっている頃は雲の上の存在だったそうです。
また、同じ頃山田雅人が関西でピン芸人として、当時流行の、
お笑いのオーディション番組に出始めた頃にライバルとして番組で会っていたそうです。
そして、はだかさん。彼は、スセリさんがペコちゃんを解散し、
ピン芸人として渋谷のジャンジャンとかでライブをやり始めた頃、
客として本名でアンケートに辛口のコメントを出していたそうです。
最後に、モロさんはストリップに山口くんと竹田くんとコントで出てて、
そんな下積みの頃からの知り合いなんだそうです。

この後、今日のプログラムを山田雅人が簡潔に紹介して、
「寒空はだかさん!どうぞ」と、コールして会は始まりました。
 

 

 

 

2.歌うスタンダップコミック/寒空はだか
毎度お馴染みの「峰南町→世界の車窓から」の自己紹介から、
アカペラでコミックソングを歌うはだかさん。
そして、この日は最後に伴奏付きで、
東京モンドを歌いました。

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3.一人コント/モロ師岡
 
会場が新文芸坐だったので、映画/ドラマに出演したエピソードを語るモロさん。
何でも、大河ドラマにも源氏方の武将役で出演し、30kgの甲冑を着けての演技に、
悪戦苦闘して、それはそれは大変だったそうです。
また、柳生十兵衛の敵役をやった時も、演出家の思い付きで作られた、
新武器=長い杖の先に長刀を取り付けて槍のようにしてもの、
これを振り回して演技させられたそうで、これが凄く大変だったとか。
 

 

結構ながいマクラを振って、本題の一人コントへ。
この日は、無人島へで取り残された人が救助を待つお話。
勝間和代さんの本をいじる場面が、個人的には笑えました。
 

 


 
4.語り/山田雅人

20年ぶりくらいに彼のライブを見ました。
この日は、寅さんの第十七作目「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」
これを山田流の語りで披露しました。(本人は「江夏の21球」をやりたそうでした)
この日の為に作ったそうですが、なかなか良かったです。
 
 
 

5.弾き語りコント/オオタスセリ

この日も、最後は「ストーカーと呼ばないで」を弾き語りしました。
前回国立では、会社のでのOLのストーカーぶりを見せるコントでしたが、
今回は、OLの自宅でのストーカーぶりを見せるコントでした。
スセリさんの世界が全開で、大笑いでした。
 
 
 

6.パントマイム漫談/松元ヒロ

トリはヒロさんでした。パントマイムは一切披露せずに漫談に終始。
得意の政治ネタを全開でした。石原さんの「太陽の党」が発足した日だったので、
このネタから入って、毒舌吐き捲りでしたね。それにしても辛口でした。
 
各人20分の持ち時間を上手に使って、絶えず大笑いの一日でし
た。