馬桜師匠のライフワーク「圓朝座」です。
今回は、歌武蔵をゲストに迎えての第四回目です。
本当は、龍志師匠の予定だったのですが…
大人の事情なのか?歌武蔵に演者が代わりました。
演者がというのは、演目は龍志師匠の時から『文七元結』
馬桜師匠が歌武蔵に稽古を付けて、この日が卸しの会でした。
演目は、こんな感じでした。
・金明竹 … 古今亭半輔
・牡丹燈篭 ~孝助伝2~ … 鈴々舎場桜
仲入り
・文七元結 … 三遊亭歌武蔵
1.金明竹/半輔
この日二席目の半輔さんです。二席目も言う立てのある噺です。
『たらちね』の名前より、この『金明竹』の方が早口での言い立てですね。
勿論、噛まずに1回少なくしての3回の言い立てでした。
2.牡丹燈篭 ~孝助伝2~ / 馬桜
前回は全生庵で、『お札はがし』でしたが、今回は『孝助伝』の続きです。
この『牡丹燈篭』という噺は、縦筋の『孝助伝』と、横筋の『お露・新三郎』の二本立て。
この筋が複雑に絡まって、ラストに1つになるのが圓朝らしいと感じます。
今回は、刀屋で親を殺された孝助が、飯島家へ奉公に上がるまでを軽くサラって、
宮野辺源次郎が画策して、相川五兵衛の娘と孝助の縁談を利用して、
自分の家の中間・哀輔に嘘を吹き込んで、嫉妬させて襲わせたものの、
その一部始終を飯島平左衛門に目撃されて失敗に終わります。
多分、次回は『お露・新三郎』に筋が変わって、
伴蔵とお峰が、新三郎を殺す噺になると思います。
なんせ、12回ですから、ゆっくりとドラマは流れます。
3.文七元結/歌武蔵
この噺が圓朝作で、井上馨がその贔屓で、江戸っ子気質を教えて欲しいと願った後に、
この『文七元結』を、三題噺のようにこさえて、明治の賢君の前で披露した話をマクラで振りました。
全体として、根多卸しらしく、やり過ぎず臭くないのが良かったです。
もっと、重ねてくると、人物に歌武蔵師匠の思いが籠もるかと思います。
今回は、歌武蔵をゲストに迎えての第四回目です。
本当は、龍志師匠の予定だったのですが…
大人の事情なのか?歌武蔵に演者が代わりました。
演者がというのは、演目は龍志師匠の時から『文七元結』
馬桜師匠が歌武蔵に稽古を付けて、この日が卸しの会でした。
演目は、こんな感じでした。
・金明竹 … 古今亭半輔
・牡丹燈篭 ~孝助伝2~ … 鈴々舎場桜
仲入り
・文七元結 … 三遊亭歌武蔵
1.金明竹/半輔
この日二席目の半輔さんです。二席目も言う立てのある噺です。
『たらちね』の名前より、この『金明竹』の方が早口での言い立てですね。
勿論、噛まずに1回少なくしての3回の言い立てでした。
2.牡丹燈篭 ~孝助伝2~ / 馬桜
前回は全生庵で、『お札はがし』でしたが、今回は『孝助伝』の続きです。
この『牡丹燈篭』という噺は、縦筋の『孝助伝』と、横筋の『お露・新三郎』の二本立て。
この筋が複雑に絡まって、ラストに1つになるのが圓朝らしいと感じます。
今回は、刀屋で親を殺された孝助が、飯島家へ奉公に上がるまでを軽くサラって、
宮野辺源次郎が画策して、相川五兵衛の娘と孝助の縁談を利用して、
自分の家の中間・哀輔に嘘を吹き込んで、嫉妬させて襲わせたものの、
その一部始終を飯島平左衛門に目撃されて失敗に終わります。
多分、次回は『お露・新三郎』に筋が変わって、
伴蔵とお峰が、新三郎を殺す噺になると思います。
なんせ、12回ですから、ゆっくりとドラマは流れます。
3.文七元結/歌武蔵
この噺が圓朝作で、井上馨がその贔屓で、江戸っ子気質を教えて欲しいと願った後に、
この『文七元結』を、三題噺のようにこさえて、明治の賢君の前で披露した話をマクラで振りました。
全体として、根多卸しらしく、やり過ぎず臭くないのが良かったです。
もっと、重ねてくると、人物に歌武蔵師匠の思いが籠もるかと思います。