今回は同期のゲスト:歌奴さんも聞けました。
ゆるーい感じが素晴らしいのですが、
来年からは、芸能ホールに昇格の話があるみたいです。
のげシャーレなので、このゆるい感じが出ていると思うので、
芸能ホールだと、行かなくなるかもしれません。
出世は嬉しいけど、のげシャーレで続けて欲しい会です。
1.桃太郎/林家なな子
初めて聴きました。正蔵の弟子で五番弟子だそうです。
それなのに、なな子というのは?です。七番弟子みたいですよね。
そして、前座さんらしい1席でした。
2.お血脈/百栄
いきなり、落語界の「三田村邦彦」ですと言う百栄さん。
会場からは失笑が漏れましたが、20代のLA時代によく言われたらしい。
そして、円太郎師匠に久しぶりに言われたので、このフレーズを使ってみたとか。
扇ちゃんが、落語界の「剛力彩芽」というのより、無理があるように思います。
さて、『お血脈』は、難度が聴いているネタですが、
こんかいもまずまず、ゆるい感じで聴かせてもらいました。
3.阿武松/歌奴
口跡が良くて私は好きな咄家さんです。大分出身ですね。
『阿武松』も、相撲好きにはたまらない一席でした。
市馬師匠といい、大分出身は声がいいですね。
4.天使と悪魔/百栄
マクラで、国技館の地下で安くちゃんこが食べられる話をしました。
ちゃんこの味がお酒を飲みたくさせるけど、酒は一切売られていません。
発泡スチロールに入ったちゃんこを持って、酒を求めうろうろする数人が居るそうです。
そんな話から、『天使と悪魔』をやりました。
この噺は、寄席で高座に上がる際の、古典をやるべきか?新作にするか?
そんな百栄さん自身の心の葛藤を、落語にした作品です。
笑えますね、鉄板です。