1階席、2階席があり701人収容なんだそうです
かなりゆったりとした見やすいホールで音響も申し分ない
落語を聴くには、ギリギリ許せる大きさかと思います
そこで行われた、喬太郎・扇辰・白酒の三人会
それにしても、タイトルが臭い感じです
さて、この三人会、こんな演目でした。
1.出来心/柳亭市助
市馬師匠の弟子にしては、しっかりしたまともな感じがします。
上の3人が、市楽、市江、市也とどれも滑舌がイマイチですが、
彼は、しっかりした滑舌で、声も通るので将来を期待します。
2.目黒のさんま/入船亭扇辰
喬太郎との二人会に続いて、ここでも『目黒のさんま』
市助くんに、長くやれ!と言った話まで、辰じんの時と一緒です。
お殿様は、今日も志村けんのバカ殿様風でした。まずまず。
3.お見立て/桃月庵白酒
マクラでは、喬太郎の入りが遅れているって話をして、
あんだけ人気が在っても、小銭がそんなに欲しいのか?!
目先の銭に目が眩んで、この仕事の入りが1時間遅れていると、
いきなり得意の毒を吐きました。
更に、喬太郎が遅れるって知っているのに時間通りにしかやらなかった、
扇辰くんにも、前座に時間を引っ張らせて、自分がやらないなってと、
ここにも、チクリと言い出したんだけど、
すると、そこに凄い服装の扇辰さんが袖から登場!!
ステテコに真赤なTシャツ姿で登場、ひとしきり受けて引っ込みました
そこから北千住にも走っている東武電車をいじり始めました
東武イジリから池袋の話題となり、風俗の話へ
また、錦の袈裟か?!と思う展開から『お見立て』へ
杢兵衛大尽、女郎屋の若衆:喜助、そして喜瀬川花魁、
この三人のキャラクターがどれも濃くて最高に笑いました
会話の切り替えしの妙と、喜助がどんどん深みに嵌る感じがいいですよね
4.抜け雀/柳家喬太郎
マクラで、旅の話を少し振って、昔は駕籠カキ/雲助は悪く言われたを振って、
約束どおりの展開から、『抜け雀』へ入りました。このネタは今年二回目だと思います
相模屋の主人のお人よしで、尻に敷かれている様子が、喬太郎らしく滑稽です。
ちょうどいい感じで30分くらいで終わりました。まずまずでした。
今日の三人では、白酒くんの『お見立て』ですね
今日は、この後、ノラやさんで一之輔独演会です
ゲストの天どんくんの“とボケ”た一席にも期待しています
高円寺のマンガ喫茶からMarsがお届けしました