また、ノラやさんの会に行きました。今回は遊雀師匠です。
一昨年は、「遊雀玉手箱」を聴きに行ったのですが、
昨年、今年と2~3回程度になっています。
今年は、この会で3回目、今週末も兼好さんとの二人会に行きます。
さて、今回は、こんな演目が聴けました。
1.くしゃみ講釈/三遊亭遊雀
マクラは、来月14日に開催される芸協まつりの宣伝から始まりました。
毎年、オープニングの出し物に力を入れている芸協。
去年は、“白波五人男”をやったそうですが、芝居は出演人数が限られるので、
芸協幹部で出られなかった人から不満が噴出し、今年は合唱になったそうです。
そして、二部合唱で「花」 勿論、瀧廉太郎の名曲です。
春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂(かひ)のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき
この部分を実際に、二部パートごとに歌い、練習の成果をアピールする師匠。
そして、客に仙台の高校の音楽の先生が来ているのを見つけて、
その先生と、高座と客席でハモってみせるのでした。
この先生も凄いです。突然振られて、流石先生なんですね、普通歌えないよね。
しかも、遊雀師匠の歌を聴いてキーをその場で合わせて歌っていました。
そんな余興の後、『くしゃみ講釈』へ。
なぜか、浄瑠璃の覗きカラクリを歌う部分がカットされているのです。
コショウを乾物屋に買いに行く場面が、長くしつこくなりがちな噺ですが、
これを切ったら、『らくだ』のかんかんのうより、聴かせ所が無くなります。
打ち上げで、流石に質問していた人が居ましたが、
この覗きカラクリをカットして扇好さんがやっているのを見て、
そういうやり方もアリかと思って、やるようになったらしいです。
それでも、このカラクリんところは、歌って欲しいと思いました。
2.ストレート松浦 ジャグリング
ノラやの高座で、どうやってジャグリングをするんだろう?と、
興味津々だったのですが、やりました!ズーッと座って。
お手玉、シガーボックス、皿廻し、中国独楽、スティックダンスの5つ全てを。
しかも、40分くらい体力の限界に近い時間見せてくれました。
最前列で見ていましたが、なかなかスリルがありました。
3.御神酒徳利/三遊亭遊雀
まだ、落語協会の三太楼時代に、瀧川鯉昇師匠に習ったそうで、
鯉昇師匠の型を踏襲しつつ、自分なりの工夫をやってましたね。
最後に、新羽屋の稲荷大明神が登場する場面、
ここの言い立てが、なかなか良かったです。
現役では、鯉昇師匠と市馬師匠のを聴いていますが、
両師匠に負けず劣らずの良い言い立てだったと思います。
そして、大阪から京都を経て、東海道で帰る場面の言い立てもします。
ただここは、調子がいまいち棒読みでした。
あと、全体を通して言えるのは、細かいところを丁寧にして欲しいですね。
やり過ぎると、ダラダラ長くなるので、考えての事だと思いますが、
鯉昇師匠や市馬師匠と比べると、雑に聴こえます。悪くはないのですがねぇ。
4.打ち上げ
遊雀師匠と松浦くんを入れて9人でした。
初めて、椅子に座ってゆっくり食べて話をして、
気付いたら19:30でした。飲んだ!食べた!
今回は、人数少なかったので、料理の写真をとりました。
あぁー 赤ワインを1リットルくらい飲んだと思います。
あまりに話題が多岐に渡ったので細かい話は書きませんが、
最近の若い世代の連中が、このままではいけない!と自覚し初めて、
芸協の中だけでの交流ではなく、広く落語界全体で交わるようになった。
と、いう事と、徐々に売れっ子が寄席に戻って、
寄席中心の芸を構築せねばという機運が高まっているって話で盛り上がりました。
ストレート松浦くんは、ここが4ステージ目で疲れて寝ておりました。
一昨年は、「遊雀玉手箱」を聴きに行ったのですが、
昨年、今年と2~3回程度になっています。
今年は、この会で3回目、今週末も兼好さんとの二人会に行きます。
さて、今回は、こんな演目が聴けました。
1.くしゃみ講釈/三遊亭遊雀
マクラは、来月14日に開催される芸協まつりの宣伝から始まりました。
毎年、オープニングの出し物に力を入れている芸協。
去年は、“白波五人男”をやったそうですが、芝居は出演人数が限られるので、
芸協幹部で出られなかった人から不満が噴出し、今年は合唱になったそうです。
そして、二部合唱で「花」 勿論、瀧廉太郎の名曲です。
春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂(かひ)のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき
この部分を実際に、二部パートごとに歌い、練習の成果をアピールする師匠。
そして、客に仙台の高校の音楽の先生が来ているのを見つけて、
その先生と、高座と客席でハモってみせるのでした。
この先生も凄いです。突然振られて、流石先生なんですね、普通歌えないよね。
しかも、遊雀師匠の歌を聴いてキーをその場で合わせて歌っていました。
そんな余興の後、『くしゃみ講釈』へ。
なぜか、浄瑠璃の覗きカラクリを歌う部分がカットされているのです。
コショウを乾物屋に買いに行く場面が、長くしつこくなりがちな噺ですが、
これを切ったら、『らくだ』のかんかんのうより、聴かせ所が無くなります。
打ち上げで、流石に質問していた人が居ましたが、
この覗きカラクリをカットして扇好さんがやっているのを見て、
そういうやり方もアリかと思って、やるようになったらしいです。
それでも、このカラクリんところは、歌って欲しいと思いました。
2.ストレート松浦 ジャグリング
ノラやの高座で、どうやってジャグリングをするんだろう?と、
興味津々だったのですが、やりました!ズーッと座って。
お手玉、シガーボックス、皿廻し、中国独楽、スティックダンスの5つ全てを。
しかも、40分くらい体力の限界に近い時間見せてくれました。
最前列で見ていましたが、なかなかスリルがありました。
3.御神酒徳利/三遊亭遊雀
まだ、落語協会の三太楼時代に、瀧川鯉昇師匠に習ったそうで、
鯉昇師匠の型を踏襲しつつ、自分なりの工夫をやってましたね。
最後に、新羽屋の稲荷大明神が登場する場面、
ここの言い立てが、なかなか良かったです。
現役では、鯉昇師匠と市馬師匠のを聴いていますが、
両師匠に負けず劣らずの良い言い立てだったと思います。
そして、大阪から京都を経て、東海道で帰る場面の言い立てもします。
ただここは、調子がいまいち棒読みでした。
あと、全体を通して言えるのは、細かいところを丁寧にして欲しいですね。
やり過ぎると、ダラダラ長くなるので、考えての事だと思いますが、
鯉昇師匠や市馬師匠と比べると、雑に聴こえます。悪くはないのですがねぇ。
4.打ち上げ
初めて、椅子に座ってゆっくり食べて話をして、
気付いたら19:30でした。飲んだ!食べた!
今回は、人数少なかったので、料理の写真をとりました。
あぁー 赤ワインを1リットルくらい飲んだと思います。
最近の若い世代の連中が、このままではいけない!と自覚し初めて、
芸協の中だけでの交流ではなく、広く落語界全体で交わるようになった。
と、いう事と、徐々に売れっ子が寄席に戻って、
寄席中心の芸を構築せねばという機運が高まっているって話で盛り上がりました。
ストレート松浦くんは、ここが4ステージ目で疲れて寝ておりました。