三連休の最終日、ここも鈴本の喬太郎祭りに行きました。
出演メンバーと演目は、こんな感じです。

 

 

・柳亭左龍    お菊の皿
・翁家和楽社中 太神楽曲芸  
・三遊亭歌武蔵 親子酒
・柳亭市馬    普段の袴
・アサダ二世   奇術
・柳家喬太郎   寿司屋水滸伝
 


お仲入り
 


・ホームラン    漫才  
・桃月庵白酒   だくだく
・柳家小菊     粋曲
・柳家喬太郎   宮戸川
 

 

 

左龍の『お菊の皿』、最近アンコ型の咄家が幽霊噺やるようになりましたネ。
この『お菊の皿』も、後半の臭く成ったお菊さんが可愛い。

歌武蔵の『親子酒』、連日『黄金の大黒』であきたのか?
酒に酔う様子が、雀々師匠の『戻り井戸』を観た後だけに物足りない。

市馬師匠の『普段の袴』 眠たかった!殆ど聞いてません。
師匠、こめんなさい。疲れとお酒が効いてしまいました。

『寿司屋水滸伝』 最近、喬太郎やっていないので本人で聴くのは久しぶり。
なんとなく寿司職人だった百栄くんの方が堂に入ってて聴き慣れた感じがする。
職人が1つの根多しか握れない面白さは、相変わらずでした。

白酒くんの『だくだく』 何度も聴いていますが、今年は初めてでした。
いいですよ、吹矢に手裏剣、そして煙玉までも想像で出してしまいます。
談志の色紙だけが、九代正蔵の色紙にランクダウンするのも笑えます。

『宮戸川』 通しで聴いたよなぁー今年。と、根多帳を検索したら、
山野楽器のプチ銀座落語祭で、雲助師匠のを聴いたのでした。
喬太郎のも悪くないのだが、お花が襲われる場面とかはカットなんですよねぇー
その割りに長く感じる『宮戸川』でした。喬太郎も疲れている感じがしたなぁー

さて、今日は『ハワイの雪』をやりますね。今日も超満員なんだろう。
10日間、二席づつは長いねぇ。7日間くらいにして、代ハネを3日くらい入れた方がいいね。
予定の代バネってぇのも変ですけどねぇ。 小三治、志の輔、談春だったら文句無いよね。
鈴本辺りは、分裂騒動の当事者も亡くなったんだから、圓楽党や立川流を、
太っ腹で、客が呼べる奴を呼んでみては?と思います。
それなりに礼を尽くして、そこそこのギャラを出せば、仕事なんでネ、出演してくれますよね。