母親を連れて、浅草をブラブラ。先に東京スカイツリーを下から見学。
駒形橋から吾妻橋へと、テクテク歩いて、水上バスの船着き場を抜けて、
雷門から仲見世を散歩。観音様でお参りをして、伝法院通りを抜けて、
有名なもんじゃ屋さん“つくし”へ行くが、まだ営業時間まであるので、
立飲屋さんで、焼き鳥なんぞを食べながらビールで繋ぐ。

やっともんじゃ屋“つくし”が開いたので、早速、明太&モチ&チーズもんじゃを注文。
もんじゃの流儀を一通り説明しつつ、コテの使い方などを解説しながら食べたのだが、
「まずい!」「いっちょん美味しゅうなかぁ!」など、悪口三昧で貶しながらも、
まだ、それは半焼けだぞ!って言うのに、勢い良く食べる母親。

まんじう恐いみたい

その後で、焼きそばも食べて、十分お腹を一杯にして演芸ホールへ。
十二時を少し回った辺りで入ると、ひびきわたる師の漫談が終わりかけでした。

 

 

 

1.たらちね/三三
いきなり三三かよ!と思いながら、眠気と戦いながら『たらちね』を聴く。
いつもより短く12分くらいで切り上げて、降りる三三くんでした。
 

 


2.?/さん吉 → ロケット団の漫才
高座に彼が上がり喋り出したところで、寝てしまう。
続く、ロケット団もウトウト聴いてしまった。
目が覚めると、一之輔が高座へ上がろうとしていました。
 

 

 


3.あくび指南/一之輔
おぉー、平日昼席の浅草が超満員なのも理解できる顔付けです。
かなり、端折ってやる『あくび指南』でしたが、
眠くなりサゲ言った後の拍手を聴きながら、また眠ってしまう。

 

 

 

4.?/左楽 → ???
毛谷村の物着が子守唄のように聞こえて爆睡。
次に目を覚ました時に、大神楽をやっていたので、プログラムに目をやると、
三増紋之助となっているのに、誰かの代演だったみただが… まだ寝ぼけとる。
 

 

 


5.牛ほめ/正朝
相変わらず、凄いへたくそな『牛ほめ』
これを聴くと、明らかに弟子の正太郎の方が上手いと思った。
 

 

 


6.真田小僧/伯楽
前座のネタが続くと辛いね。上手いとか下手関係なく辛い。
 

 

 


7.あした順子の漫談
こっちの方が100倍楽しいぞ!眠気が完全に消える
 

 

 

 

8.一ツ家公園ラブストーリー/白鳥
三遊亭圓丈作の新作落語を披露したが、浅草の昼の客には受けない。
デキは決して悪くないけど、さん喬、喬太郎の客前だと厳しい。
 

 

 


9.そば清/さん喬
「まってました!」の声が掛かり、暑いですねぇーと言いながら『そば清』へ。
丁寧に、蟒蛇(うわばみ)が飲み込んだ猟師を消化させる為に、
赤い花をペロペロと舐めた場面の解説をする、さん喬師匠。
確かに浅草の客は、ボーっとしているけど、小学校低学年に教えるような解説は、
流石に、返って失礼じゃない?と思いました。
 

 


仲入り
 

 

 

我々の前の席が、修学旅行の中学生5人組と引率らしい先生:推定年齢38歳。
よく笑う集団だったなぁー 真田小僧と順子先生、そしてロケット団は大受けだった。

 

 

10.夏泥/甚語楼
短いなりに、上手く起承転結を付けて演じる甚語楼くん。腕を上げた。
 

 

 


11.ゆめじ・うたじ→漫才
こいう師匠のほのぼのネタが、浅草の客には鉄板です。
 

 

 


12.悋気の独楽/正蔵
一番大きな拍手を貰った正蔵のネタは『悋気の独楽』
この噺のお上さんは、色っぽくてはダメなのに、色っぽい。
独楽を定吉にあげる、妾よりも色っぽいのにはビックリした。
これが正蔵流なのか?
 

 

 


13.正蔵と木久蔵の悪口/馬風
いつもこれしかやらない馬風師匠。もう隠居したら?と思います。

 

 

14.曲芸/仙三郎社中
土瓶の芸が受けておりました。流石です、トリに向けての膝代わり。
 

 

 


15.粗忽長屋/喬太郎
浅草が舞台のネタで、下席・昼トリを決めました。
大師匠の目白の小さんを思わせるゆっくりぎみの『粗忽長屋』
それぞれの人物描写も面白かったです