世間は、菊地直子容疑者逮捕のニュース一色ですね。
どぜう内閣の内閣改造なんて、完全にフッ飛んだ感じです。
さて、前回より少し少ない入りけど、24人の入り。
30人定員ちょうど予約を取って、6人ドタキャン。
馬桜師匠が、「どうせ毎回5~6人減るんだから見越して取れよ」
と、言っておりました。私もそう思います。
まぁ、1人も欠けないなんて100回に1回あるか?どうかです。
1.宿屋の仇討/馬桜
例によって、携帯電話のご注意から入る馬桜師匠!
勿論、この日は鳴りませんでした。そこから、マクラは旅のお話へ。
長崎で仕事をして、島原の南風楼に泊まったって話をされました。
南風楼!陛下もお泊りになった由緒ある旅館です。
ただ、長崎で仕事して打ち上を終えて、そこからタクシーで行ったらしい。
軽く1時間半は掛かります。真っ暗な闇をタクシーで深夜飛ばして行って、
南風楼で寝たそうです。もったいないような気もします。
そこから、咄家の旅、仕事で呼ばれても最近は、
交通の便が良すぎて日帰りばかりと嘆く馬桜師匠。
確かに、色んな芸人さんから同じ事を聴きますね。
そんな風に新幹線日帰りなんて仕事が多いので、
ある師匠が広島の会で大熱演、新幹線の時間ギリギリまでやったもんだから、
着物姿でタクシーに飛び乗って、グリーン車で着替えたなんて話もあるそうです。
そうそう、グリーン車といえば、伸治の文治師匠は、
ケチで有名で、支給されたグリーン車のチケットをキャンセルして、
普通車に替えて地方の仕事は行ったそうです。
だから、必ず、1本早いのに乗って、1本遅いので帰る。
ところが、ある日グリーン車をキャンセルしたら指定が取れず、
特急の自由席になった時、たまたま同じ会の前座で会ってしまって、
「なんです師匠!こんな自由席なんかに乗っているんですか?」と訊かれて、
「いやいや、普通車ってどんなもんか後学の為に乗ってみたんだよ」
と、訳のわからない事を言ったそうです。
さて、そんな旅の話から、『宿屋の仇討』へ
まず、この話の宿・武蔵屋の若衆“伊八”が登場して、
お決まりの、「鶏のケツから生血を吸する」「それはイタチ」
「釜からご飯を移す」「それはオハチ」をやった後、
馬桜オリジナルのボケで、「潰れ掛かったエレキテルの会社」「それは日立」
「小三治さんことの陰気な弟子」「それは喜多八」が使われました。
前者は、伝わりませんネ。「Inspire the Next」とか言っても伝わらないから、
やっぱり、「あの木なんの木!!」「それは日立」の方がいいと思います。
そして、これ以上に馬桜師匠らしいクスグリは、色事師の源さんの、
「間男して、二人殺して、五十両のカネを盗んで逃げて、
それで三年経っても知れんという」というセリフ。
一回目は、喜六と清八に向かって言って、
「色事と言うからには、これぐらいの事をしてもらいたい」と言いますが、
二回目、伊八にも「間男して、二人殺して、五十両のカネを盗んで逃げて、
それで三年経っても知れんという」の後に、ワイルドだろうぉ?
今流行のスギちゃんの決めセリフを言う辺りは、馬桜師匠!!できる。
テンポよく無駄なく、25分くらいでサゲまで行って良かったです。
2.半分垢/馬桜
馬桜師匠は、お祝いや差し入れのお菓子を決めているそうで、
上得意のご贔屓さんには、丸の内店タント・マリーのケーキ。
そして並の相手には、浅草ミルクの木のシュークリームなんだそうです。
そんな話から、大相撲の話に移行して、元関脇・舛田山と親しいって話へ。
そこから引退相撲の話になりました。引退相撲といえば断髪式。
関取の大イチョウにハサミを入れると、最低10万円って話題になり、
引退相撲は、二階席の最前列が売れないので、買ってやると喜ばれるなんて話へ。
更に、ご祝儀の話になった、セコな祝儀は袋の封を厳重にして、
大枚入れてある場合は、封をせず中が見えるくらいがいいと言う師匠。
後ろ幕は、馬桜師匠が「談生」で真打に成った時は、20万円くらいが相場で、
今は、25万から30万円くらいなんだそうです。そんな話から『半分垢』へ。
めったに聞かない噺で、かなり昔寄席で聴いて以来でした。
小咄がちょっと長くなった程度の噺ですが、丁寧にやる馬桜師匠が嬉しかったです。
3.蕎麦と日本酒とビール
13時から1時間15分くらいの馬桜師匠の熱演の後は、
お酒を飲んで、蕎麦屋らしいツマミで一杯やって、
馬桜師匠を囲んでの歓談タイムです。

この日は、水茄子・〆鯖・ほやの塩辛を頂きながら、
生ビールで乾杯の後、青森の田酒、千葉の東灘、福島の寫樂(写楽)を飲みました。
馬桜師匠の健康への取組みと、いつでも死ねるように生きるに「なるほど」と思いました。
13:00スタートで、14:20まで落語を聴いて、
結局、17:00頃まで酒を飲んで話しておりました。
どぜう内閣の内閣改造なんて、完全にフッ飛んだ感じです。
さて、前回より少し少ない入りけど、24人の入り。
30人定員ちょうど予約を取って、6人ドタキャン。
馬桜師匠が、「どうせ毎回5~6人減るんだから見越して取れよ」
と、言っておりました。私もそう思います。
まぁ、1人も欠けないなんて100回に1回あるか?どうかです。
1.宿屋の仇討/馬桜
例によって、携帯電話のご注意から入る馬桜師匠!
勿論、この日は鳴りませんでした。そこから、マクラは旅のお話へ。
長崎で仕事をして、島原の南風楼に泊まったって話をされました。
南風楼!陛下もお泊りになった由緒ある旅館です。
ただ、長崎で仕事して打ち上を終えて、そこからタクシーで行ったらしい。
軽く1時間半は掛かります。真っ暗な闇をタクシーで深夜飛ばして行って、
南風楼で寝たそうです。もったいないような気もします。
そこから、咄家の旅、仕事で呼ばれても最近は、
交通の便が良すぎて日帰りばかりと嘆く馬桜師匠。
確かに、色んな芸人さんから同じ事を聴きますね。
そんな風に新幹線日帰りなんて仕事が多いので、
ある師匠が広島の会で大熱演、新幹線の時間ギリギリまでやったもんだから、
着物姿でタクシーに飛び乗って、グリーン車で着替えたなんて話もあるそうです。
そうそう、グリーン車といえば、伸治の文治師匠は、
ケチで有名で、支給されたグリーン車のチケットをキャンセルして、
普通車に替えて地方の仕事は行ったそうです。
だから、必ず、1本早いのに乗って、1本遅いので帰る。
ところが、ある日グリーン車をキャンセルしたら指定が取れず、
特急の自由席になった時、たまたま同じ会の前座で会ってしまって、
「なんです師匠!こんな自由席なんかに乗っているんですか?」と訊かれて、
「いやいや、普通車ってどんなもんか後学の為に乗ってみたんだよ」
と、訳のわからない事を言ったそうです。
さて、そんな旅の話から、『宿屋の仇討』へ
まず、この話の宿・武蔵屋の若衆“伊八”が登場して、
お決まりの、「鶏のケツから生血を吸する」「それはイタチ」
「釜からご飯を移す」「それはオハチ」をやった後、
馬桜オリジナルのボケで、「潰れ掛かったエレキテルの会社」「それは日立」
「小三治さんことの陰気な弟子」「それは喜多八」が使われました。
前者は、伝わりませんネ。「Inspire the Next」とか言っても伝わらないから、
やっぱり、「あの木なんの木!!」「それは日立」の方がいいと思います。
そして、これ以上に馬桜師匠らしいクスグリは、色事師の源さんの、
「間男して、二人殺して、五十両のカネを盗んで逃げて、
それで三年経っても知れんという」というセリフ。
一回目は、喜六と清八に向かって言って、
「色事と言うからには、これぐらいの事をしてもらいたい」と言いますが、
二回目、伊八にも「間男して、二人殺して、五十両のカネを盗んで逃げて、
それで三年経っても知れんという」の後に、ワイルドだろうぉ?
今流行のスギちゃんの決めセリフを言う辺りは、馬桜師匠!!できる。
テンポよく無駄なく、25分くらいでサゲまで行って良かったです。
2.半分垢/馬桜
馬桜師匠は、お祝いや差し入れのお菓子を決めているそうで、
上得意のご贔屓さんには、丸の内店タント・マリーのケーキ。
そして並の相手には、浅草ミルクの木のシュークリームなんだそうです。
そんな話から、大相撲の話に移行して、元関脇・舛田山と親しいって話へ。
そこから引退相撲の話になりました。引退相撲といえば断髪式。
関取の大イチョウにハサミを入れると、最低10万円って話題になり、
引退相撲は、二階席の最前列が売れないので、買ってやると喜ばれるなんて話へ。
更に、ご祝儀の話になった、セコな祝儀は袋の封を厳重にして、
大枚入れてある場合は、封をせず中が見えるくらいがいいと言う師匠。
後ろ幕は、馬桜師匠が「談生」で真打に成った時は、20万円くらいが相場で、
今は、25万から30万円くらいなんだそうです。そんな話から『半分垢』へ。
めったに聞かない噺で、かなり昔寄席で聴いて以来でした。
小咄がちょっと長くなった程度の噺ですが、丁寧にやる馬桜師匠が嬉しかったです。
3.蕎麦と日本酒とビール
13時から1時間15分くらいの馬桜師匠の熱演の後は、
お酒を飲んで、蕎麦屋らしいツマミで一杯やって、
馬桜師匠を囲んでの歓談タイムです。
この日は、水茄子・〆鯖・ほやの塩辛を頂きながら、
生ビールで乾杯の後、青森の田酒、千葉の東灘、福島の寫樂(写楽)を飲みました。
馬桜師匠の健康への取組みと、いつでも死ねるように生きるに「なるほど」と思いました。
13:00スタートで、14:20まで落語を聴いて、
結局、17:00頃まで酒を飲んで話しておりました。