昨年の晩秋に談春が出たので行って以来のJAL名人会!!
とにかくお目当てが二人居たら行くと得する会ですね。
あの180人くらいしか入らない内幸町ホールで一流をたっぷりですからね。
そして、入場料が1,000円なのも嬉しい。
さて、今回のメンバーと出し物は!こんな感じです。
0.小野小町 … 三遊亭しあわせ
1.金明竹 … 柳家小せん
2.漫才 … ニッチェ
3.竹の水仙 … 三遊亭歌之介
お仲入り
4.長谷川平蔵が… 柳家紫文
5.猫の皿 … 三遊亭円楽
歌之介師匠の三番弟子:前座の“しあわせ”さんだったと思います。
この一門の弟子の名前は、実に、面白いというかふざけています。
一番弟子・“ありがとう”二番弟子“ございます”そして、三番弟子が“しあわせ”
ありがとうございます!おしあわせに
みたいなのりで付けてますね、芸名を。まぁ、歌之介師匠らしいです。
元気なお弟子さんで、前座らしくて、私は気に入りました!“しあわせ”くん。
1.金明竹/柳家小せん
意外にも、わか馬時代から『金明竹』を、彼で聴いたのは初めてでした。
加賀屋佐吉カタから来た遣いの者の関西弁が、後半超高速で心地よかった。
最近は、談笑や志らくの捻りの利いた『金明竹』を聴いていたので、
この小せんくんのが新鮮に聴こえました!!
2.漫才/ニッチェ
島根出身の頭が爆発している方の子!!歌が上手過ぎます。
童謡「ぞうさん」を、バリバリのゴスペル調で歌い上げます。
女性コンビなだけに、30年経つと、にゃんこ金魚師匠みたいになりそうです。
3.竹の水仙/三遊亭歌之介
定番のマクラ、全国区の何度聞いても笑えるマクラを振って、
マクラには、殆ど関係ない『竹の水仙』を。
歌之介師匠らしい、古典に忠実ながらお得意の爆笑ギャグを入れて、
受けていました、これでもか?!と、是非、機会が有ったら機内でどうぞ。
多分、5月・6月辺りで放送されるかと思います。
4.長谷川平蔵が… /柳家紫文
寄席のネタの総集編でした。しかも、意味深な色っぽいのは抜き。
途中、佐野さの替え唄を入れて、最後は勧進帳のギャグ。
そうそう、この紫文さんのステージ、裏で叩く太鼓は小せんくんだったと思います。
見えないから、想像ですけどね。だから、二人セットで呼んだのか?
まさか、太鼓だけでは呼べないしね。
5.猫の皿/三遊亭円楽
こちらも、全国区のマクラから『猫の皿』
『猫の皿』は、王楽くんのを去年聴いたけど、
あれと比べたら二桁、円楽さんの勝ちですね。
ただ、小三治師匠のも聴いたのでついでに比べると、
円楽さんのは、前頭だなぁー 田舎の描写を聴いて、
田舎が目に浮かばないもんなぁー 所詮、笑点かなぁ?
P.S. ひとつだけ、この日頭にきたのが、開場時間を予告なく早くされたこと。
全席自由なので1時間前に並んで7番目を確保して、食事に行って
開場の15分前に戻ると、予告なく、すでに開場されていました。
バカ野郎!! だからJALは会社更生法なんだ!と思いました。
みなさん!気を付けて下さい。jALの都合で開場時間が変わります。