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この会は、必ず、オープニングコントをやります。

今回は、「犬神家の一族」から“助清登場”の場面でした。

 


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松子夫人 … 歌武蔵


金田一耕介… 喬太郎


助清   … 喜多八

 

 


大爆笑です。歌武蔵の高峰三枝子と、喬太郎の金田一のやり合い!!

また、殿下はなんてマスク姿の紋付が似合うのやら・・・

で、マスクを取った時の喬太郎の「アラアラ、残念だなぁーぁー残念だ!

もしかしたら、三三に代わっているのでは?と淡い期待を抱いていたのに」

これも、ドッカン!と受けました。このコント、必ず三三が登場します。

お約束になってますよねぇー何時の頃からか。

 


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次回は、助清さんに逆立ちさせて、蛙を持った喬太郎に、

「面白いことやってる、私も仲間に入れてぇー」と言って欲しい。

 


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1.あくび指南/古今亭朝太

来年秋に真打になる朝太さんが、この日の開口一番でした。

古今亭期待のエースですよね。“朝太”を貰ったんだもん。

本寸法に、妙なクスグリは入れずにやりました『あくび指南』

この辺りが、一之助とは違うところだと思います。

二つ目になったら、何か新しい名前を貰うのでしょうねぇー


 

 

2.任侠・流山動物園/柳家喬太郎

マクラで、羽織を忘れた朝太さんに自分の羽織を貸した話から入り、

連休、動物園を話を進めて、『任侠・流山動物園』へ


つい1ヶ月前に、SWAの会で聴いたばかりですが、格段に進化していました。

なんだろう、役作りができてるんですよ、笑いました。普通できませんよ。

象/豚/パンダ/トラ/牛/チャボの演じ分けなんて!!


そして、前回、本多劇場でやった会の『極道のつる』がヒントになって、

パンダ親分がVシネマの安岡力也か小沢仁志みたいな演技になっていて、

子分のトラ男は、よくVシネマに出てくる口先ばかりのチンピラAなんですよ。

更に、決め台詞のギャグが冴えに冴えていましたよ。


パンダの親分が、豚の“ぶた男”から「この嘘つき!よくも俺を騙したなぁー」

と、言われて返したセリフなんて最高でした。

「おいおい! 俺は高架線から落下した新幹線を埋めてしまうような国で生まれた極道だぜ!

口先三寸、嘘も方便で生きて来たに決まってるさぁー、べらぼうめぇ!!」


最後の浪花節になりエンディングへと向かう部分も、

「食いねぇー食いねぇー寿司食いねぇー、支那の生まれだってねぇー」

「おう!パンダの生まれよぉー」も好きなフレーズで定着しています。


そうそう、今回ならではのくすぐりが、豚/牛/チャボが人間の言葉を、

動物園の園長先生から習う場面で、「園長は、俺たちの人間の言葉を教えてくれる師匠だ!」

「そうだそうだ!」「お願いします、園長師匠(円朝師匠)」と言って、

園長が、チャボに「船頭さん、船を上手に廻しておんねぇー」と、

朝太さんがやった『あくび指南』を教えるんですよねぇー もうバカ受けでした。


 

 

3.植木娘/三遊亭歌武蔵

歌武蔵のこのネタは初めてでした。

そんなに面白いネタでもなくねぇーやや退屈でした。


 

 

4.お直し/柳家喜多八

喜多八師匠を聴くと、このところ郭噺ばっかりです。

これも悪くはないのですが、あんまり好きな噺じゃない。

まぁ、普通でしたねぇー

 

 

 

 

さて、落語教育委員会の点数は、85点!!

今回は、喬太郎に尽
きます。