以前は、毎月出ていた横浜にぎわい座も、
最近では3ヶ月に1回ペースの志の輔です。
でも、中身の濃い内容で、毎回ファンを魅了します。
さて、今回は! こんな番組でした。
1.権助魚/志のポン
とぼけた名前を師匠から頂いたのに、キャラクターが普通過ぎる。
志の春に続く二つ目昇進は、まだまだ先だと感じます。
他の立川流の前座さんと比較しても???
ところどころ、権助なのか?旦那さんなのか?はたまたお上さんなのか?
この演じ分けが、交錯してしまう志のポンでした。
2.みどりの窓口/志の輔
志の輔の母校新港が甲子園で一勝した話で、かなり盛り上がりました。
20年くらい前も春の選抜で一勝し、レポーターに抜擢されたそうです。
その時の失敗談を語りました。なんでも、相手投手が逆転打喰らって、
マウンドでうなだれている映像に、ワイプで抜かれているとは知らず、
志の輔は、ヤッター!!と渾身のガッツポーズをしていたそうです。
コメントも、新港贔屓×3乗くらいの編集を加えられていて、
「あぁー テレビって恐ろしい」と痛感したそうです。
そんなマクラから『みどりの窓口』へ
志の輔らしい新作です。“みどりの窓口”あるある!の集大成です。
居ます、わがままな客。火星大人1枚とか言いそうなやつ。
3.漫才/Wコロン
なぞ掛けは控えめに、ちゃんと漫才を15分くらいやってから、
最後に、御題を貰ってのなぞ掛けコーナーへ。
ねずっちじゃない突っ込みの人、彼、なかなか漫才は上手いんですね。
初めて、じっくり根多を聴いて、やるじゃん!と思いました。
それにしても、ねずっちは「クラウドコンピューティング」というお題にも答えましたヨ。
大した答えじゃなかったけど、「イマイチ、効果のないマッサージと解く」
その心は!!
「あれ?片仮名?(肩かな?)」
滑りはしなかったけど、「あぁー」ってため息が漏れました。
4.中村仲蔵/志の輔
本多劇場で聴いたやつを、ト書きを編集しての再演でした。
本人は、60分以内でとやったのでしょうが90分近かった。
でも、良かったですよ。何度聴いても、「栄屋」の五段目・斧定九郎は素晴らしい。
ただ、「栄屋!ご趣向!日本一!」が、あまりに語呂が良いので、
今回は、「成田屋」の場面でも、「成田屋!ご趣向!日本一!」になってました。
さて、志の輔 on にぎわい座 点数は90点です!
あの弟子の開口一番をなんとかして欲し
い。