いやはや、和気あいあいはイイのだが、客が少ない!昼が10人、そして、夕方が6人ですよ。

俺は、この五代・小せんくんが、「わか馬」だった頃から好きでした。

もっと、大勢の前でやって欲しい!次回は、10月29日の土曜日なんです。

この五代小せんくんに興味の在る人!!一緒に行きましょう。


私の「お友達」は、勿論ですが、興味があり、10月29日に、戸塚駅西口に、13時に集合できる人!!

是非、次回は、一緒に行きましょう。あんな素晴らしい芸が、本当にもったいない。



1.かぼちゃ屋/小せん

五代・小さん師匠がやった根多で、数少ない俺が生で聴いた根多なんですよね「かぼちゃ屋」

「うどん屋」「強情灸」と並んで、柳家小さんらしい根多なんですよ。

「千早ふる」も、そうなんだけどジックリ説得される展開を、多分に持っている、相手は。


2.鷺取り/小せん

あえて、この根多なのか?勿論、枝雀師匠の『鷺取り』を知っているワシは、

枝雀師匠がやると、「そんなぁー」「超~ありえない!」、この噺が、笑いに包まれながら、懐疑的な心が解き解されて、笑いに支配されます。

話芸の力に驚かされる一席。枝雀師ほどのデキではないが、小せんワールドに引き込む力を感じました。



3.たがや/小せん

上手いですね、こいう噺を、江戸っ子と、侍の性格・性分・趣向を対比させて描き笑わせる。

侍も、中元/家来/殿様と演じ分けて、親孝行なたがやてその周りの野次馬にも江戸っ子が居て、たがやに声援を贈る。


また、この噺は、花火の時の掛け声「上がった!上がった!たぁ~まやー!」が、ちゃんと言えないとサゲに繋がらない。

その点、小せんくんは、非常に美しく通る声の持ち主なんで、完璧でした。



非常に、充実した三席を聴きました。6人の前でも丁寧な芸で、そして、大ホールにないリラックスした演技でした。92点!です。


この翌日、31日は、渋谷のライブハウスで、ジャズの演奏家四人と、落語VSジャズのコラボ会なんだとか。

何をやるのか?どんな展開になるのか?本人も不安半分、楽しさ半分だと言っておりました。

残念ながら、それには行けない私でした。