太平洋戦争が終わって80年が経ちました。戦争の記憶のある方は、もうほとんどいなくなってきました。しかし、霊の世界では今でも戦争の爪痕があちこちに深く残されています。先日、伊勢神宮まで行ってきました。私は特に信仰は持ちませんが、お気に入りの神社(崇敬神社)はあります。家では特に神棚は備えていませんが、崇敬神社からはお札をいただいているので、ルールに則って部屋の高い位置に並べています。お札を設置するときは、中央に伊勢神宮のお札、向かって右側に自分の住まいを守る氏神様のお札、そして向かって左側にお気に入りの神社のお札を3枚セットで並べるのが一般的です。そして神社でいただくお札に有効期限はありませんが、普通は1年に1回は新しいものに交換します。つまりルールに則ってお札を掲げるなら、1年に1回はこれらの神社へ参拝する必要があるのです。氏神様は家の近くにありますし、崇敬神社もしばしば伺いますのでそれほど不便な場所にはありません。ただ、伊勢神宮の参拝は、関東に住んでいる人からすると、完全に“旅行”になります。

 伊勢神宮は約2000年の歴史のある神社で、日本中の神社の総本山のような存在です。伊勢神宮には天照大神を祀る内宮(皇大神宮)と衣食住の守り神である豊受大御神を祀る外宮(豊受大神宮)を中心に125の宮社から成り立っています。内宮は三重県伊勢市宇治館町、外宮は三重県伊勢市豊川町にあります。伊勢湾の海岸から数キロ内陸に入った場所で、参拝は外宮~内宮の順に行います。私は伊勢神宮へは何度も訪れていますので、いつものように気持ちの良い空気を吸って清々として参拝を済ませました。

 その帰り道、伊勢西インターから伊勢自動車道に乗って東名阪自動車道に入るのが最短コースです。しかし、時間に余裕がありましたし、天気も良くて気持ち良かったので、海沿いの道をドライブして帰ろうと思いました。伊勢湾沿いの国道23号線は、海を間近に見られる気持ちの良い道です。私は神奈川県の出身ですが、地元にも国道134号線という海沿いを走る景色の良い道があります。この道は横須賀市と大磯町を結んでいますが、途中の逗子から江の島までは、まさに海の真横を通ります。国道23号線にも海の近くを通る絶景ポイントがあってとても気持ち良く車を走らせていました。しかし途中の津市に入ったあたりから、何か私の霊的なアンテナが反応して雲行きが怪しくなりました。空は晴れているのに津市の中心部に近づくにしたがってどんどん嫌な気持ちになっていったのです。津市には中心部に「津城」という戦国時代に建てられたお城があります。江戸時代に藤堂高虎が大規模な改修工事を行い、今では公園として整備されています。お城は命のやり取りをした場所ですから因縁を残していることがしばしばあります。しかし、津市の中心部から海を臨んだ時に、海岸に複数の霊が見えて思わず車を止めました。その霊は中学生ぐらいの少女たちで、“もんぺ姿”で頭には防空頭巾(ぼうくうずきん)をかぶっていました。この格好は太平洋戦争中のスタイルです。しかも防空頭巾やもんぺのあちこちは燃えて肌が露出しています。顔や露出した肌は赤くただれてやけどをしていることは明らかです。燃え盛る炎に煽られてその熱さと恐怖から逃げるように少女たちへ海を目指して走っています。やけどを負って海へ逃げた少女たちには、まだ上空にいた米軍機から容赦なく機銃の弾丸が降り注がれました。機銃掃射を逃れた少女たちもやけどを負ったまま海水に浸かってそのまま海へ沈んで行ったのです。私が反応したのは、お城の因縁ではなく、そんな少女たちの悲しみや無念さだったのです。(2)へ続く。

 

 

2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。

 

霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法

 

■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

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