先日、スナックを経営しているママさんから相談を受けました。「新しくお店に入った女性スタッフが、ものすごくネガティブで、その負の力が伝わって来て、二人でお店にいると、自分の心身がやられてしまう」というのです。その女性は本当は小説家になりたくて、一人暮らしのアパートにこもって毎日作品を書いています。できあがれば公募に応募したり、出版社へ持ち込んだりしていますが、まだ自分の本が出版されたことはありません。昼間は自分の小説を書いていますので、時給の高い夜の仕事で生計を立てています。作品は本人なりに精一杯考えて書いています。そして何度も推敲して長い時間をかけて自分では完璧に仕上げて完成させています。しかし、それを出版社へ持ち込めば、相手にされないか、ひどく批判されて作品は突き返されます。厳しい生活の中でこんなことを何年も繰り返していれば、気落ちが暗くなるのは当たり前です。また、霊的な面で見ると、霊とは自分の霊的な波長と霊の波長が一致することでつながりますが、自分の意識が良いと多少なりともブロックできます。それは霊的な間口(霊や念が体に入り入り口)の外側の波長のものであれば、意気軒昂で感謝の気持ちが溢れていたりすると、侵入されないこともあります。逆に厳しい生活に悩み、自分の才能に悩み、自分の未来が見えないこの女性は、霊に憑かれやすくなっているのです。

 このママさんとはもう20年くらいのお付き合いですが、これだけ長く私と関わってきたのは、しばしば霊の憑依を受けてきたからです。元々霊的な間口が広くて、人の心が読めるのは水商売には向いています。しかし、お店にはさまざまなお客様が来ますから、お客様から霊障を受けることも多いのです。そして霊障を受けて、除霊をして、また霊的な間口は広がって行きます。その結果、今では霊的な間口はかなり広くなっていますから、霊体はもちろん、相手の持っているもの(感情や意識など)の影響をかなり強く受けてしまいます。霊的間口が広い人ではよくあるように、“エンパス(共感力が非常に高く、生まれながらにして人の感情やエネルギーに敏感な気質の人) ”であり“HSP(生まれつき非常に感受性が強く敏感な気質もった人)”でもあります。そんなママですから、ネガティブが強く、霊の影響も受けていそうな女性と何時間も一緒に過ごすことはかなりの負担です。ママによるとこの女性と二人っきりになったりすると、“体は重くなり、頭痛がして、何も考えられなくなってくる”と言います。それでもまだ二人でお店の中にいれば、吐き気がしてトイレで吐いたこともありました。

 霊的な間口が狭い人、いつもマイペースで他人のことはあまり気にしないで生きていられるような人には、こういった問題は生じません。逆に霊的な間口が広くて、エンパスやHSPの気質を持っていると、近くにいる人の影響をここまで強烈に受けてしまうのです。(2)へ続く。

 

 

2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。

 

霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法

 

■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

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