「パレイドリア現象」とか「パレイドリア効果」とも呼ばれている心理現象があります。「Wikipedia」で調べたところ「心理現象の一種。視覚刺激や聴覚刺激を受けとき、普段からよく知ったパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を指す」と書かれていました。分かりやすく言うと、雲を眺めているとその形が、人の顔や動物や乗り物などに見えることがあります。他にも月面の模様が“人やウサギ”に見えたり、録音した音楽を早送りや逆再生したときに、何かのメッセージに聞こえてくることもあります。雲が人や動物でないことも、月面にウサギがいないことも分かっています。それなのにその形を自分の知っているものに置き換えて思い浮かべてしまうのです。

 これと似たものに“シミュラクラ現象”があります。それは人間は3つの点が逆三角形に配置されていると、それが人間の顔に見えるようにプログラムされているという脳の働きのことです。人間は他人や動物に出会ったときに、瞬時に“敵か味方か”を判断したり、相手の行動や感情を予測する目的で、本能的にまず相手の目を見る習性があります。人間や動物の目と口は、逆三角形に配置されていることから、逆三角形に配置された点や線を見ると、脳はそれを顔と判断してしまうのです。

 例えばキャンプへ出かけて森や山の前でみんなで記念写真を撮りました。あとでその写真をチェックすると、木々の間から「こちらを覗いている人の顔がいくつも見えた」ということがあります。同じように、崖の岩肌をバックにして写真を撮ったところ、後ろの岩の中に“顔が写っていた”というケースがあります。こういった写真のほとんどは“心霊写真”ではなく、「パレイドリア現象」か「シュミラクラ現象」で説明がつきます。

 しかし、何か心に不安や恐れを感じて私に送られてきた写真(画像)は、そのほとんどが”心霊現象“です。それは写真に写っている顔は、点が3つあるのではなくて、明らかに目も鼻も口も耳も付いていています。さらにポイントとなるのは、被写体(=写り込んだ霊)の気持ちが現れているからです。「パレイドリア現象」や「シュミラクラ現象」では、悲しみや怒りの感情が伝わることはありません。さらに心霊写真には、写り込んだ霊の波長が残っています。それはこれらの現象とか光の加減でそれらしく見える心霊写真とは明確に異なります。霊の写り込んでいない写真(画像)には、霊の波長は残りません。写真に写り込んだ霊体からその波長を感じ取れるということは、その写真は不浄霊と同じようにつながれるということです。霊的な波長が合うことで、心霊現象が起きたり、霊障に遭うことがあります。写真であっても、そこに波長があるということは、自分の波長と合った瞬間に同調される可能性があるのです。ですから心霊写真を撮った人は、その写真をお寺へ持って行ったり、自分で燃やしたりして処理します。その写真がある限り、霊的につながって霊障を受ける可能性があるからです。写真を燃やすのは、中にこもった念(思い)を煙にして天へ返すためです。スマホで撮った画像は燃やせませんから、直ちに消去することをお勧めします。普通に考えても、霊魂の写り込んだ画像をスマホに入れて携帯することが、運気アップや流れを良くすることにつながるわけがありません。霊体の写り込んだ画像は、霊体と同じように危ないものですから、決して長くとどめずに、すぐに処理してください。

 

 

2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。

 

霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法

 

■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

シュンさんのX ここをクリック!

 

シュンさんのYouTubeチャンネル ここをクリック!

 

シュンさんのホームページ ここをクリック!