先日、数年ぶりに以前、難しい“施術”を頼まれた方から連絡がありました。ご相談の内容はその方のお仕事に関する問題で、その話はスムーズに終わりました。そして時間が余ったので、話は数年前に行った“施術”のことになりました。その方によると、その時行った施術の対象者が最近、よく分からない理由で「変死した」というのです。一人暮らしのマンションの室内で倒れていて、連絡が取れないことを心配したご家族によって、死後1か月以上経ってから発見されたのです。不審な亡くなり方でしたから警察が調べましたが、事件性はなく病歴も無かったため“突然死”と判断されました。
実は亡くなった方はかなり変わった方で、呪詛とか黒魔術にハマっていました。そして呪詛を行っているグループに依頼して、相談者の呪詛をしていたのです。この人は単なる“マニア”で霊的な能力はありません。しかし、呪詛を行っているグループには、“僧侶くずれ”や修行を何年か続けてある程度(霊的に)開いていた修験者などもいました。そのため素人集団ではなく、悪い意味で一定の力は持っていたのです。
この呪詛グループは、亡くなった人が、相談者へ向けて飛ばしていた“憎しみ”や”嫉妬心“を10倍、20倍に増幅していました。そして増幅した悪念を毎晩、相談者へ向けて飛ばし続けていたのです。こういった悪念を受けると、その人のタイミングがくるってきます。無意識にしている選択も悪い方を選ぶようになります。そして体のバランスも崩れてきます。その結果、仕事でも普段ならあり得ないようなミスをするようになります。間が悪くなりますから、契約やプレゼンも上手くまとまりません。そして体調は常に不調で、体のどこかがいつも痛んでいる状態が続きます。相談者はまさにその状態に追い込まれて、私に助けを求めてきたのです。
私は相談者とお会いして、この方が力のある呪詛を受けていたことがすぐに分かりました。私には相談者の身体の輪郭がずれて見えたのです。そして体の周囲に黒い霧のようなものがかかっていました。その霧はしばしは人間の手のように形を変えて、相談者の顔に覆いかぶさったり、首を絞めていたのです。これでは具合が悪くなるのは当たり前で、普通に生活することもままなりません。ましてやこの状態で良い仕事をすることなどできるわけがありません。駅のホームの上でも、長い階段の上でもいつ、背中を押されてもおかしくないのです。
~これはすぐに対処しなければ大変なことになる~
そう思った私は、まず最初に被害を受けている相談者の家に強い結界を2重に張りました。結界によって相談者に向けられた悪念は、家の中へ侵入することはできません。ですから今まで24時間、苦しめられてきた相談者にとって家にいる間だけでも“安全地帯”が出来たのです。それは常に悪念を受けて疲れ切っている相談者からすれば大きな救いになります。ただ、家を出れば悪念を受けますから、外出時間を守るために大きなモリオンに私のパワーと念に対抗するマントラを念じ込みました。さらに念に対抗する神符を2枚作りました。そしてそれらをバッグに入れて。常に体の近くで携帯するように言いました。仕事中はそのバッグはデスクの下に置いて悪念をブロックしたのです。この結果、相談者の状態は見る見る回復していきました。体調は良くなり、仕事でも久しぶりに契約が取れました。これでこの問題も解決したと思っていたところ、突然、反撃を食らいました。(2)へ続く。
2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。
■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方