映画やドラマの世界では、主人公が何かのきっかけで過去や未来へタイムスリップすることがときどきあります。それはフィクションの世界ですが、クリエーターはその瞬間を雲が竜巻のように渦巻いてその中心に大きな穴が出来たり、周りの景色が突然歪み始めて地割れの中に吸い込まれたり、創造力を働かせてそのシーンを作ります。私自身、このブログでも何度かお話ししているように、”パラレルワールド“へ入り込んだことは何度もあります。私の感覚で言うと、それは時間や空間や土地の波動が何かのきっかけで”ピタッ“と合った瞬間に起こります。そこには磁場や電気も絡んでいる感じもします。
物理学者の「アインシュタイン」は、「現代科学に欠けているものを埋め合わせてくれる宗教があるとすれば、それは仏教です」と話しています。さらに「近代科学と両立可能な唯一の宗教は仏教です」とも答えています。哲学者の「ニーチェ」は「仏教はキリスト教に比べれば100倍くらい現実的です。歴史的に見て、ただ一つきちんと論理的にものを考える宗教と言っていい」と言っています。心理学者の「ユング」も「仏教の教えは深遠で、おおよそ合理的である。これまで世界で見た中で最も完璧な窮境であると確信する」と述べています。
世界の頭脳ともいえる彼らが称賛する仏教の世界には“諸行無常”という考え方があります。それは「世の中のすべてのものは移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返します。この世の森羅万象はすべて、その姿も本質も流動変化するもので、一瞬でも同一性を保持することはできない」という意味です。もし、世の中のすべてのものが動いているなら、そこには動きによって波が広がります。私はこの“波動・波形・波長”というものを常に意識しています。そしてもし、私が感じているように、時間の波や空間の波や土地の波、さらには磁場や電気の波が悪いタイミングで一致すると、それは次元の違う世界への入り口を作り出したり、不幸な災厄を引き起こしたり、大事故や大災害を招き寄せることがあります。“魔が差した”と言われる状態です。
先日、ネットのニュースを見ていて、「今日は人身事故が多いなあ」と感じました。その日(2月14日)は「中央・総武線の新検見川駅」「山陽電気鉄道の白浜の宮駅~妻鹿駅間」「東武スカイツリーラインの一ノ割駅」「宇都宮線の東大宮駅~蓮田駅間」で人身事故が起きていたのです。気になって調べて見ると普段なら全国で0件から2件ぐらいの人身事故件数が毎日起きていますが、ときどき大きく跳ね上る日があるのです。たとえば2月9日は「近鉄京都線の向島駅~小倉駅間」「常磐線の桃内駅~小高駅間」「小田急小田原線の柿生駅」「宇都宮線の上野駅」「飯田線の小酒井駅~牛久保駅間」「京成本線の新三河島駅」で6件の人身事故が起きていました。もう少しさかのぼると、今年の1月1日から2月14日までの間で、1日6件以上の事故件数は、1月15日、1月19日、1月30日を加えた、4日間ありました。45日間で4日間ですから、11日間に1日の割合で何か人を悪い方へ引き寄せる厄日があるのかもしれません。もちろん人身事故の原因はもっと現実的な問題によって引き起こされていますが、それでもその件数が突出して多い日があるのは、世の中を支配しているさまざまな波が悪い形で合ってしまったように感じてしまいます。
皆さんも外が暗くなってきた夕暮れ時から深夜にかけて、「今日の月は何か気持ち悪い」とか「今日は風の音が怖い」と感じたことがあると思います。そんな胸騒ぎのする日はあなた自身が“今日は危ない”という警告を感じ取っているのかもしれません。そんな日はすぐに家に帰って静かに過ごしてください。そんな夜に出かけたりすると思わぬ災厄に足元をすくわれる可能性があります。
2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。
■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方