先日、霊的なもの(霊体や悪念)の影響を受けているご家族で、姉妹にお守りとして渡していたパワーストーンと神符が、二人同時に紛失することがありました。二人の姉妹はパワーストーンも神符もとても大事に取り扱っていました。そして母親が姉妹の部屋に置いてあったことも確認しています。ですから失くしたとしても、家の外に忘れてしまった可能性はありません。そこで家の中をくまなく探したのですが、見つかりませんでした。
霊的なものの影響を受けて、普段からお守りで身を守っている人は、自分をガードしていたお守りが無くなると、普通の人以上に霊的なものの影響を受けやすくなります。悪影響を与えている霊的なものからすると、お守りは非常に邪魔な存在です。お守りさえなければ、もっと強く悪影響を出せるのです。そこで二人がそれぞれ、“ボーっと”しているようなタイミングで、悪霊や悪念は二人に作用します。霊的なものはその人が“ボーっと”している状態は、影響を与えやすいからです。そしてほとんど無意識のうちに、探しても見つからないような場所へお守りを隠します。それは知らないうちに、自分で運んでいるのです。ただ、無意識にやっていることですから、気が付くと「お守りは無くなっている」ことになります。私は連絡を受けて、二人の姉妹の波長に合ったパワーストーンと神符を早急にお送りしました。
似たようなケースは他にもあります。朝、起きたら背中の真ん中に“引っ掻いたような傷”が残っています。昨夜寝る時には、痛みも傷もありませんでした。それが朝、起きたら赤く爪痕が付いて、皮も剥けて痛んでいます。しかも肩甲骨の真ん中で、どうやってもそこに手は届きません。そうなると寝ている間に、何か悪霊が侵入して傷つけたとしか考えられません。
そういったことも確かにあります。しかし、私が先日対応したケースでは、寝ている間に悪霊がその人に働きかけて、その人自身の手で、自分の体を傷つけていました。そう言うと本人は、「シュンさん、その場所はどうやっても手が届かないのです」と言い張ります。しかし、霊の力によって首が伸びたり、後ろに曲がることもあるように、悪霊の力が加わると普通ならあり得ない形に関節は曲がるのです。
こういったケースもあれば、“ポルターガイスト現象(=心霊現象の一種で、特定の場所において、誰一人として手を触れていないのに、物が動いたり、物を叩く音が聴こえたり、発火や発熱などが繰り返し起こる現象)”のように、誰も力を加えていないのに、物が移動したり、身体が傷つけられることもあります。私はこういった状況になっている家で、1階の居間でその対策を話している最中に、2階の和室に置かれていた“大きな和箪笥”が爆音を立ててひっくり返ったことがあります。大の男がむきになって力を出しても、簡単に動かせない和箪笥が倒されていたのです。その力を見れば、食器やコップが動いたり飛んだりすることなど、悪霊からすれば”たやすいこと“なのです。額に入れて鋲で壁にしっかりと取り付けておいた”写経“が床下に落ちていたり、壁に張った霊符がビリビリに破かれていたり、神符に書いた墨の文字が、血のように真っ赤に変色していたこともあります。朝になったら枕元に置いていたパワーストーンが、真っ二つに割れていたり、3階建ての家で、3階の窓の外側に子供のような小さな手形がいくつも付いていたこともあります。このブログでも紹介しましたが、先日は浄霊中にコンビニへ夜食を買い出しに行った時に、私の体が一瞬浮き上がって、コンビニの駐車場に思い切り叩きつけられました。しばらくその場にうずくまった後、膝や両手が大きく腫れ上がって血まみれで帰りました。約3か月かけて傷はほとんど治りましたが、今でも膝は痛んでいます。
このように心霊現象はさまざまな形で襲ってきます。それは決して軽い問題ではなく、受ける本人からすると命にかかわることもある強烈な問題なのです。
【2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。
■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方