ポジティブシンキング(positive thinking)を直訳すると“積極的思考”ということになります。単純に考えれば、物事は何でも前向きに考えて実行していけば、いつかその願いは叶い人生は上手くいくということになります。物事の良い面を見るように努めて、ポジティブな姿勢で行動すること。そのように自分の思考を変えていくことを目指します。

 この考えは、そもそも19世紀のアメリカで、キリスト教の新しい流れ“ニューソート思想(ニューソート運動)”から始まっています。個人の幸福・健康・物質的な成功や楽観的な世界観は、心の力=精神の優位性によってもたらされるという考え方です。エネルギーは同じ種類のエネルギーを引き寄せます。「引き寄せの法則」は2006年にオーストラリアで公開された「ロンダ・バーン」の自己啓発映画「ザ・シークレット」と、同じタイトルの自己啓発本のベストセラーによって広く認知されるようになりました。この考えに基づけば、ポジティブな考えはポジティブな未来を創出するのです。

 ただ、ポジティブシンキングを効果的に活用するにはいくつかのポイント(コツ)があります。そこを理解せずにただ、ただ前向きな言葉だけを口にしているだけでは、逆効果になることもあります。たとえば前向きな発言を過度に意識してしまうことで、現実的な問題点や危険性を見逃すことがあります。楽観的に物事を考えようとするあまり、上手くいかなかったときの適切な対応や準備を怠って落とし穴に落ちることもあります。楽観的な考えしか持たないことで、他の人が抱えている不安や悲しみを理解することができなくなります。また、その行動が他の人から見て、“非現実的で無責任な人間”と思われることもあります。つまり、ポジティブな言動と楽観的な考えを持ちながらも、辛い立場にある人の気持ちを思いやったり、ネガティブな状況にも適切に対応していく“バランス感覚”が求められるのです。

 具体的には、小さな目標を自ら立てて、それをクリアしていくことで自信と達成感を高めていくこと。過去の執着を捨てて、現在・未来へ意識を向けていくこと。周囲の人の思い・意識は感染するので、ポジティブな人と過ごす時間を増やしていくこと。言葉には力があるので、ネガティブな言葉はできるだけ口にしないこと。心と体の健康を維持するために定期的な運動をしたり、正しいリズムで生活することが大切になります。

 さらに「リフレーミング」が重要になります。それはある枠組み(フレーム)で捉えられている物事をその枠組みを外して別の視点から捉えることです。そのことによって、物事の捉え方(解釈)を変えることで、意図的に自分や相手の生き方・考え方を健全でポジティブなものへ転換していくことができます。同じ結果でも、その捉え方を変えることで、長所にも短所にもなります。たとえば何かに失敗してしまったときに、「どうして私はあんな失敗をしてしまったのだろう」と考えるのではなく、「この方法では失敗してしまうことが分かった。良い勉強になった」とプラスに捉えることで前へ進む姿勢を整えることです。ポジティブシンキングが出来ている人は、この“リフレーミング”がうまいのです。

 ポジティブシンキングができるようになると、ストレスや不安を軽減させたり、困難な状況でも心が折れることが無くなり強くなります。その結果、創造性やモチベーションは上がり、周囲からも信頼されて人間関係も良好になるのです。

 

古峯神社

 

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霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法


■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

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