第１１８６回　用心深く

　先日のTwitterで書きましたが、仕事で東京から新潟まで日帰りで行ってきました。行きは新幹線の中でも停車駅の少ない早い電車に乗りました。停車駅は、東京・上野・大宮・新潟の４駅のみです。大宮からは先に出発していた新幹線を２本抜いて、１時間７分で新潟に着きました。車で行けば片道３時間はかかりますから、苦手ですが電車を選びました。私が移動手段としてほとんどの場合、車を選んでいる理由は２つあります。１つは電車に乗っているときに近くに霊に憑依されている人がいると、その不浄霊が私の方へ憑いてしまうことがあるからです。また憑依されなくても、たくさんの霊の乗られている人が近くに来ると、私の体が反応して、蕁麻疹・湿疹や痛みが出ることがあります。ですから不特定多数の人が乗っている電車は危険なのです。そして２つ目は私の車は３重に結界を張っていますので、現場で何かの施術（作業）をするときに、“安全地帯”になってくれるのです。霊的に危険を伴うような作業をするときには、私の身を守れる場所が必要になります。強く結界を張っている車の中は、絶好の作業場所になります。ですから今回の新潟も最初は車で行くつもりでした。しかし、時間がかなりかかってしまいますし、運転している間の疲労もありますので、新幹線で行って、現地でレンタカーを借りました。その車には東京から持参した大量のパワーストーンを使って現地で結界を張って安全地帯を作りました。レンタカーは現場の真横に駐車できましたので、安全に滞りなく作業を終えることが出来ました。

私は仕事柄、日本各地へ行ってきました。北は北海道の旭川から、南は九州の鹿児島まで行きました。ただ、どこへ行っても現地に泊ることはほとんどありません。実際、旭川も鹿児島も現地で４時間ぐらい仕事をして日帰りしました。飛行機を使えば、日本各地には２時間以内には到着できます。ですから朝の便に乗って、夜の便で戻れば、十分に日帰りで仕事をすることはできます。それともう一つの理由は、ホテルに宿泊することが非常に危険だからです。私は宿泊したホテルで霊障を受けたことが数多くあります。それもかなり強烈なものが多く、痛みや苦しみ、恐怖を伴うものでした。

　私は神戸のホテルで強烈な体験をしたことがあります。室内に簡単な結界を張って寝ていたのですが、朝方に金縛りに遭った後、室内が大きく揺れてお腹の上にタンスのようなものが倒れてきて、強い痛みで目を覚ましました。慌ててテレビを付けると、画面には５時４６分と時間が表示されていました。それは死者６４３４人を出した1995年１月17日の阪神淡路大震災が起きた時刻だったのです。金縛り中で目を開けることが出来なかったので、お腹の上に倒れた物を見ることはできませんでした。ただ痛むお腹を見ると一直線にミミズ腫れの痕が残っていたのです。それからは地方へ出かける時も、できるだけ宿泊はしないようにしています。どうしても泊まらなければならないときは、パワーストーンやお札・方位磁石を持参して、室内にしっかりと結界を張ってから泊まります。

　私は霊の影響を受けやすい人にはよく言っていますが、“普段の生活圏を離れる時が要注意”なのです。私たちは日常生活で訪れる場所では、霊的な問題を無意識のうちに感じ取っています。危ない道はできるだけ通らなくなり、霊的に良くない場所は避けています。ですから生活圏の中で突然、霊に憑依されることは少ないのです。そのため出張や旅行などで、普段、訪れることのない場所にやってきたときに、霊の影響を受けることが多いのです。ですから知らない土地を訪れるときは、常に用心深く慎重に行動しなければなりません。

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