医者の迫力

医者の月収は、やっぱり凄い。



 19歳の頃、本気で医学部を目指していた私は、高校卒業後、大阪の両国予備校(大阪校)で1年間、寮生活を送りました。 1年間で学費は寮費込みで450万円。周りは医師の師弟が多かったです。



  結局、私は医学部には入れなかった。

 予備校の思い出だけで1万字は軽く書けるのですが、今回は割愛します。 


さて、おとといの話。

当時、同じクラス(寮は別でした/私は尼崎市の第61寮)の友人(現在は現役の医師)と、約1年ぶりに再会。 雑談の中で、医者としてのリアルな生活を聞かせてもらいました。これがけっこう面白い。 2件目の家も購入したとかで、他にも出費は多そう。それでも「医者ってやっぱり違うな」と思わされる話ばかり。 


そして話は占いの話題に。

軽くタロット占いをやってあげたら、そのお礼に私が行ったことのない高級な店とお寿司をご馳走してくれました。嬉しかったです。でも...、正直、ちょっとだけ複雑な気持ちにもなりました。まぁ、嫉妬ですね。昔を知ってるからこそ、そのギャップに圧倒されたというか、ブルジョアの迫力に飲まれたような気持ちになりましたから。


でも、こう思うことにしました。 

 

「プロレタリアから見るブルジョアに、何とか意味を見出して生きていきたい!」 


お金じゃない。人の役に立つこと、誰かに感謝されることこそに価値を置こう。と思いつつ.....、心のどこかでは「それすら圧倒的に全て負けてるんじゃないか」とグラつく自分もいるんですよね...。


そんな私は、まだまだ未熟です。




 ※両国予備校の生活記録や回想エッセイはまた別の機会に。