現代日本人の虫歯率は30%以上1万2000年前から2300年前ほどの時期に日本で暮らしていた縄文人は、8.2%だったそうです。

穀物(糖質)を主食とする現代人はおのずと虫歯に悩むことが多くなるという事ですね。この話を裏付けるように、穀物の栽培をはじめた弥生人の虫歯率は19.7%。ちょうど縄文人と現代人の間くらいの数字です。

しかし、世界に目を向けてみると縄文人の8.2%はそれほど低いとは言えないようです。
例えば、オーストラリア先住民4.6%7600年ほど前のアメリカ先住民にいたっては、0.4%

この理由は縄文人の食事の内容にあったといいます。狩猟採集の時代ですが、中でもクリ・クルミ・トチ・ドングリなどの糖質が含まれる木の実を主食にしていたからだとか。
主食に含まれる糖質の多さは、これほどまでにむし歯と直結していたのかと驚かされますね。

さらに興味深い数字があります。1.9%。古代人と比べても低いですが、なんとこのむし歯率は現代のものです。アラスカで狩猟採集と交易で暮らしているイヌイットは、動物の肉が主食の為むし歯が少ないのだそうです。