口の中の状態が原因で発病したりひどくなったりする病気、まだまだありました。こんなにも怖い話を続けるなんてお前はドSか、と突っ込まれそうですが、口の中というとても身近な部分から始まるような病気が以外にも多いことに驚きを感じていると共に、これはどんどん広めなくてはという思いもあるからなのです。(ドSなわけではないのです)
$歯科医院事務長のブログ
まず、誤嚥性肺炎の「誤嚥」とは、食べ物や飲み物や唾液が食道ではなく気道に入ってしまうことをいいます。通常、気管は食べ物がのどに入ってくると塞がれます。ところが、老化などによってこの反射が衰えると、気管の中に唾液や食べ物が入り込み肺まで達してしまうことがあります。
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耳かき一杯の量の歯垢の中には、数億もの細菌が住みついています。唾液や食べ物と共に誤嚥してしまうと誤嚥性肺炎を引き起こすのです。
肺炎による死亡者のほとんどが、飲み込む力やせきをする能力が低下している高齢者であり、
肺炎死亡の約30%は誤嚥性肺炎と診断されています。

症状としては、初めに食べ物がいつまでたっても飲み込めない、お茶を飲むとむせるといった症状が現れます。症状が進行してくると、せき、たん、発熱、食欲減退からくる栄養不足脱水症状がおこることもあります。周囲の人が異変に気づきにくく、知らないうちに病状が悪化していたなんてことも…

全身の病気を患っていたり、寝たきりであったり、体力を大きく消耗してしまうような手術の後は誤嚥をしやすくなっています。また通常のように歯を磨くこともおざなりになってしまいがち。このような方が近くにいるまたは介護しているという人は、この誤嚥性肺炎にも十分に気を配った方がいいでしょう。