今年初っ端から凄い作家さんが出店してくれました。
山口県の宇部市から尼崎に引っ越してこられた「Wさん」は、すす竹で昆虫などを作る名人。
山口県は手作りが盛んな所だそうで、いろいろな作家さんとグループを作り活動をし、テレビ取材を何回も受けたほどの有名人の「Wさん」だったのですが、尼崎に引っ越して来られてからは作家さん仲間もおらず寂しい日々を過ごしていたそうです。
そんな「Wさん」だったのですが、昨年の暮れにマルスを「るるぶ尼崎」で見つけてくれて、すぐに作品を数点持って来てくれたのです。
「Wさん」の作品を見て、私たちは驚きました。
それはそれは、すす竹を削って精巧に作られた昆虫たち。
あまりにもリアルなので女性は気持ち悪がるかもしれませんが、よ~く見るととてもユニークなのです。
マルスでは残念ながら小物の作品ばかりの出店ですが、バッタのオーケストラなどの大作も作られているとのことなので、ぜひともお家まで見学に行きたいと思っています。
ところですす竹とは・・日本古来の建築物である茅葺き家屋の屋根床材・屋根用垂木とて使用された竹が、囲炉裏の煙によって100年以上燻された竹のことです。
長年囲炉裏の煤を吸った竹は独特の色と風合いが生まれます。
萱葺きの家や囲炉裏がなくなった今の日本ではとても貴重な素材で、このすす竹を少し磨くことによって複雑な深みい・時代感が生まれ、箸や耳かきなどのごく限られた工芸品にのみ使われているのです。
小さな棘まで再現されているカマキリ。凄いです!
バッタのピアニストとヴァイオリニストはどこかユニーク・・。
カタツムリがとっても可愛かったのでアップで撮ってみました。
蝶やトンボの羽の模様も、すべて手彫りです。
小さな棘まで再現されているカマキリ。凄いです!
バッタのピアニストとヴァイオリニストはどこかユニーク・・。
カタツムリがとっても可愛かったのでアップで撮ってみました。
蝶やトンボの羽の模様も、すべて手彫りです。
釘を使わない昔の建築では竹を縄で縛って固定してたそうです。
その縄目跡を上手に使った木の葉のブローチには小さなてんとう虫が・・。
写真では上手く手作り作品のあたたかみをお伝えできなくていつも悩んでいますが、この「Wさん」の作品ほど写真ではほんとうの素晴らしさをお伝えできていない気がします。
昆虫が好きな方、すす竹細工をもっと見てみたい方、ぜひ見に来てください。
