お迎えから一ヶ月。


初日はサークルを二つ用意して部屋とお互いに慣れるまで別々に過ごしてもらう事に。


1週間後、サークルを置いたまま部屋へ出してみると・・・


サークルを出るなり



取っ組み合い勃発


まぁ、ある程度予想通りですが。


2人で部屋を探索しつつ、どちらともなく突っかかっては所構わず取っ組み合い。


それでも、寝る時は





いつも一緒。


相性は悪く無さそうで一安心。


チョビのお気に入りだったキリンのタワーも



二匹揃ってお気に入り。


元気に二匹で部屋中駆け回り、昼も夜も構わず元気いっぱいでしたが・・・




先週土曜日(6月1日)から小麦に異変が。


明らかに元気がなく、呼吸が荒い。


抱っこすると熱っぽい感じもあったので、購入したペットショップに相談。


提携している病院へ連れて行くように言われたので日曜日に病院へ。


体温は40.8度。


鼻水やくしゃみはありません。


血液、エコー、レントゲンと検査を重ねてわかったのは、胸水がかなり溜まっている事。


呼吸が荒いのはこれが原因みたいです。


そして、その胸水の原因として考えられるのは、膿胸、そして


FIP(猫伝染性腹膜炎)


お迎えの時にお店で説明がありました。


非常に治療が困難な病気で、治療しなければ致死率は100%。


そう言えば、お迎えから6ヶ月以内に発症した場合は

生体返却の上で半額返金

と説明を受けていました。


血液の検査結果が出るまでの間、FIPの事を調べてみたのですが・・・調べれば調べる程怖い病気なのがわかります。


とても不安な気持ちのまま、血液検査の結果を聞く事に。


SAAが突出して高く、その他のデータから考えてもやはりFIPの可能性を否定できない。


が、この時点ではまだFIPと確定もしてはおらず、治療方針を決めるのが難しいとの事で、とりあえず解熱剤、整腸剤と胸水を減らす為の利尿剤を処方していただいて更に精密な血液検査を外部にてする事になりました。


検査結果は4日後との事。


最後に主治医の先生に、正直どれぐらいの確率だと思いますかと聞いた所、意を決したように


半分以上です。


と、言われました。



帰りの車の中。


妻と確認したのは、もしもFIPと確定しても返却はしない事。


まだ一ヶ月にもなってないけど、もう小麦は家族の一員です。


責任持って最後までお世話すると誓ってお迎えした以上、何があっても最後まで一緒にいます。


でも、まずはFIPではない事を祈りたい。


この時点ではそう思ってました。



ですが、次の日。


病状はさらに悪化。


ここからのお話はまた、落ち着いてからにします。