今日はチョビの葬儀。
お願いしたのは
東海動物霊園です。
予約はできず来た順番なのですが、今日は割と混み合っていた為、納棺後は待合室で2時間程待ちになりました。
待ってる間、待合室に置いてある『猫の十戒』を読みながら夫婦で泣き笑い。
写真入りの位牌を頼めるとの事なので、スマホの写真を眺めながらあれこれ振り返るとやっぱり涙が出てきます。
棺桶を開けて、何度も撫でながら声を掛けて別れを惜しみました。
まだ、寝てるだけみたいで起きて来るんじゃないかと思えます。
そして、ついに葬儀と火葬の時間に。
立派な祭壇を用意して頂き、読経もあって最後のお別れ。
まるで眠っているかのようなチョビを何度も撫でて最後に
『ありがとう。またね』
と声を掛けました。
火葬してる間も待合室で何度も写真を見ながら妻と思い出話。
ほどなく火葬が終わり、骨上げ。
時間をかけて丁寧に骨壷に収めていただき、犬歯は
カプセルに納めていただきました。
これからもずっと一緒です。
3時間半ほどですべて終わりました。
応対も丁寧で、立派な葬儀もあげていただいて本当に感謝しております。
骨壷を受け取って、会計を済ませて帰宅の途に。
骨壷は立派な帛紗袋に納めていただきました。
しっかりした葬儀をして、たくさん悲しんで区切りをつけようと思いましたが、まだまだ気持ちの整理が付かず、帰宅後もチョビの好きだった場所やおもちゃ、まだそのままのトイレや爪研ぎを見ると寂しい。
コタツからひょこっと出てこないかなぁ。
癌と言われて、近々看取る覚悟をしてたつもりだったったけどいなくなるのがどういうことなのかわかってなかったなぁ。
自分自身、こんなにしんどい思いをするなんて正直思ってませんでした。
片付けて区切りつけたいけど、片付けて痕跡がなくなっていくのはもっと寂しいです。
しばらくこのままで、少しずつ気持ちの整理をつけながらゆっくり片付けていきます。
猫の十戒より、
第十戒 最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送りなさい。「かわいそうで見ていられない」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言うのは許しません。なでなさい。なで続けなさい。かわいいね、いい子だねと言いなさい。言いまくりなさい。そうすれば私は着換えの時間を少し短くしてやってもよいです。まあ、気が向いたら。
今日はたくさん撫でてたくさん声を掛けたからきっと着替えて帰って来てくれるよね。
まぁ、気まぐれな君の事。
あてにせず気長に待つよ。
今まで本当に本当にありがとう。
すっごく寂しいけど、少しずつでも気持ちを立て直していくから見ててね。
チョビも最後はしんどかったと思うから、虹の橋のたもとで少しのんびりして、気が向いたら帰ってきてね。
待ってます。
最後に。
骨上げの時に声を掛けてくださった職員の方。
チョビの行年を尋ねられて、13才でしたと答えた時に、
『天寿を全うされたと思って下さいね』
と言って下さり、ありがとうございました。
すごく救われました。
もっと早く病変に気付けばもっと長生きできたんじゃないか。
手術は逆に寿命を縮めたんじゃないか。
そもそも去勢手術をもっと早くやってれば癌にならなかったんじゃないか。
最期を迎えた時も放心状態でなにもできず、何かやれる事があったんじゃないか。
亡くなってからはずっとそんな事を考えてました。
色々至らぬ飼い主だったとは思いますが、チョビはチョビなりに一生懸命生きて天寿を全うしたんだと思います。
寂しい気持ちは変わらないけど、できるだけ自分を責めないようにして少しずつ気持ちを立て直していきます。
ありがとうチョビ。
またね。