なんとなく年が明け、
なんとなく仕事が始まり、
なんとなく体調も戻りつつある今日この頃。
なんだかんだで日々お勉強してたのもあり、試験も終わった今、いまいち気合いが入らない今日この頃でもあります。
そういえばあと10日程で合格発表だなぁ。
試験勉強は割と楽しかったし、また何か受けてみようかなぁとか考えてます。
まぁ合格してればですが。
で、今度は何を受けるかですが、
ブログではあまり記事にしてないものの、実は5年程前から
ウイスキーにハマってます。
そして、病気で寝込んでた年末年始に
ウイスキー検定
なる検定を発見。
就職に有利になる訳でもなければ、将来役に立つわけでも無さそうですが、
めっちゃ楽しそう。
テイスティングで利酒なんてあったらバカ舌の私にはノーチャンスですが、
試験は筆記のみで、問われるのは知識。
基本的に頭でっかちで文系脳の私にピッタリではないか。
そもそもウイスキーにハマったきっかけは白州蒸留所。
当時、会社の友人と年1で行っていたスキー旅行の折、雪が少なかった為どこか寄ろうと立ち寄ったのが、サントリー南アルプスの天然水工場と併設の白州蒸留所。
蒸留所内は見学できず、全くの下戸でお酒に弱い私はあまり興味がわかなかったのですが、テイスティングバーがあるって事で一度本格的なウイスキーとやらを飲んでみるかぁと軽い気持ちで注文したのが
白州18年。
予備知識ゼロでこれを注文するなんて、今思えば中々だと思います。
お値段は15ccで600円。
当時はかなりお高く感じましたが、実はかなりお得です。
なんせ現在の相場は1本700ccで85000円ほど。
15ccだと1800円程になります。
まぁ、お値段はともかくまずは香り。
とっても良い木の香りに少し甘い香り。
アルコール高い割にはツンツンした香りはありません。
アルコール度数43°にビビりつつちょびっとだけ口に含んでちょっと驚く。
アルコールの刺激があまり無く、とても飲みやすくてしっかりとした甘さとフルーティさとちょびっと薬みたいな味がする。
そのまま鼻で息を抜くと更に色んな香りがする。
そして飲み終えた後に響く余韻。
ウイスキーって美味しくて楽しい。
今まで宴会やらスナックやらで飲んでた水割りって・・・。
私がウイスキーにハマった瞬間です。
チェイサーを挟みつつ、嘗めるようにゆっくり堪能。
この日は運転してくれる友人の手前もあり、おかわりは遠慮しましたが、帰ってすぐ山崎の蒸留所見学を予約。
ウイスキー館のみの予約しか取れませんでしたが、今度は妻と2人で
山崎蒸溜所へ。
ここまで、何事も知識から入るタイプの私はウイスキーを猛勉強。
ウイスキー館でその知識を確かめつつ、テイスティングバーにて
山崎の12年と18年をチョイス。
12年はややアルコールを強く感じるものの、白州とはまた違う木の良い香りと甘さ。
18年は更に滑らかで飲みやすくより甘さを感じます。
白州よりこっちの方が好みかも。
割と苦手な正露丸っぽい香りも山崎はあまり感じません。
お酒弱いんでテイスティングは2杯までにして、この時はまだ売っていた響の17年のミニボトルを購入して翌日観光する予定だった京都へ移動。
更に約一年後。
再び白州蒸溜所にて
森香るハイボール体験
に参加。
この時は蒸留所の見学もできて
ポットスチルなどを実際に見学。
この時、ピートの香りを初めて嗅いでコンパニオンさんに『どんな香りでした?』と聞かれ、
『正露丸!』
と、即答してくすっと笑われてしまいました。
見学後はハイボール体験。
白州の原酒などをテイスティングしつつ、最後に現地で言われた通りに作った白州ハイボール(NV)は最高に美味しく、今でもハイボールを作る時はこの時のやり方をしっかり再現してます。
ミントのような香りが立つ爽やかなハイボールはストレートとはまた違う美味しさでした。
今でも、知多と白州はハイボールでいただく事が多いです。
知多は甘口で口当たりが軽く、白州とはまた違うおいしさです。
良いウイスキーでハイボールはもったいないなどと嘯く程ウイスキーにかぶれだしてた頃ですが、ハイボールもまた美味しく飲む方法なんだと考え方を改めるきっかけになる体験でした。
それから更に一年。
今度は[大人の遠足]と称して職場の同僚3人との京都旅行のついでに山崎ウイスキー館を再訪
この時は響の21年と山崎セレクションをチョイス。
山崎セレクション(山崎蒸溜所)は、割とリーズナブルだったので美味しければ買って帰るつもりでしたが、割とアルコールを強く感じて少し飲みにくく感じ、とりあえずパス。
この時とっても楽しみにしていた響の21年は・・・まろやかで飲みやすく、美味しい。
美味しいんですが、ここまでシングルモルトばかり飲んできたせいか、あまり好みではなく、この辺りからシングルモルトにハマっていきます。
が、
白州や山崎は高騰し、入手は中々困難。
そんな中で、どうせならスコッチのシングルモルトをと考え近所の酒屋さんでたまたま見つけたのがマッカランのダブルカスク12年。
ハーフボトルだったので味見がてらに買い、ストレートで飲んでみる。
さすが、スコッチのロールスロイス。
飲みやすくて美味しい。
チェイサーいらんかも。
ストレートでチビチビ嘗めるように楽しみつつ、しっかり飲みたい時は知多ハイボールの二本立てで楽しむように。
基本、食べ物も飲み物も冒険はあまりしない主義なので、それ以外のウイスキーは買ってまで飲む事はありませんでした。
ですが、それから約一年後。
旅行先での食事の時、ラフロイグの10年をドリンクメニューに発見。
この頃は知識も割と蓄えており、恐らくは自分の好みの対極にあるであろうこのウイスキーに興味深々でもあったので、ストレートで注文。
香り、味共に予想通りの正露丸。
うん。
やっぱり無理かも。
とは言え頼んだ以上は残すわけにはいかず。
水を足そうかなぁ、いやいやもったいない、とか悩みながらチビチビ飲んでると、正露丸の向こう少しの甘みと樽の香りがするような気がしてくる。
チェイサーの減りはいつもより早かったですが、知らない間に飲んじゃってました。
味云々の前に、今まで飲んだウイスキーで利酒をやったら100%当たるのはラフロイグでしょう。
これなら飲まずに香りだけで当てる自信あるもんね。
多分、もう飲むことはないだろう・・・と思ってたけど、酒屋で見つけるといつも思わず足が止まる。
その強烈な個性ゆえに味をはっきり覚えてるんですよね。
不思議とまた飲みたくなる。
そう、正露丸を見つけたら思わず匂いを嗅ぎたくなるように。
ここら辺から色々飲んでみたくなり、そんなにしょっちゅう飲むわけでもないのにコツコツ見つけては買い足して行った結果
現在のコレクションはこんな感じ。
初心者らしいど定番なラインナップ。
スコッチに関してはボトルのデザインにも好みがでてるかも。
ラフロイグは悩みつつ、やや飲みやすいと言われるセレクトをチョイス。アイラモルトの王を買うなら女王もって事で、ボウモアも同時にゲット。
ここら辺はハーフボトルだと思わず買っちゃいます。
山崎の12年のミニボトルは旅行で行った沖縄の酒屋で、白州はだいぶ前ですがたまたま近所のコンビニでです。
一番のお宝のマッカラン15年ダブルカスクは・・・ナイショです。
でもって、最近ゲットしたのは
ブッシュミルズ。
アイリッシュウイスキーは初めてでとっても楽しみです。
あと、近所の酒屋で定価販売のマッカラン12年ダブルカスクを見つけて、補充するか考え中です。
ジャパニーズウイスキーに始まり、スペイサイドとアイラのスコッチ、アイリッシュとお手本のようなウイスキー初心者街道をまっしぐらです。
まだまだ味はよく分かってませんが。
残念な事にジャパニーズウイスキー(特にサントリー)の高騰はすさまじく、量販店でも定価の倍で普通に店頭に並ぶ異常っぷり。
もっと安くて美味しいウイスキーは他にもたくさんありそうだし、当面ジャパニーズウイスキーは買いません買えません。
まだまだ初心者なんで色々飲んでみたいですし。
もし、電気工事士合格してたら、ボウモアかブッシュミルズで祝杯あげます。(大事にとってある響17年か、山崎12年もありかも)
落ちてたら、リベンジを期して、ラフロイグセレクトで臥薪嘗胆ですな。(意味不明)
現在はまだ、体調があまり良くないのでとりあえず合格発表までは禁酒です。
・・・我慢できれば。
てなわけで、次に挑戦する資格?はウイスキー検定に決定。
まずは3級目指して頑張ります。