お昼を食べた後は車に戻って本日三つ目のお寺へ移動。
京都を東から西へ移動しつつ向かったのは
仁和寺。
ここにも立派な山門がありますが、
午前中回った南禅寺や知恩院とはちょっと違い、
門に仁王像が安置されてます。
一旦山門を見た後、本堂に向かうと右手に
五重塔が。
五重全て同じ大きさで、教王護国寺(東寺)の五重塔とよく似ています。
京都市内にある四つの塔では一番低いですが、その美しさは他の塔に勝るとも劣らないもので、
もしも、福男選びをここでやったら余所見して転倒者が続出するであろう美しさです。
広々とした境内をのんびり歩いて
金堂へ。
立派な山門を備えるお寺はどこも広々としていますね。
宇多法皇が住んでいたことから御室と呼ばれ、皇室との繋がりが強いお寺ですが、その象徴でもある御所庭園は今回は行かず、次のお寺へ。
本日最後に寄ったのは
龍安寺。
こちらは修学旅行以来、30年以上振りです。
庭の意図や作者は諸説あり、意図を探ろうと色々考えたり、何も考えずぼーっと眺めたりのどちらでも心が落ち着き、整う感じがします。
今回は腰を落としてしばらくぼーっと眺めてました。
ひとしきり眺めて満足した後は裏手にある[つくばい)の『吾唯知足』の意味について妻と話しながらお寺を後に。
『知足の者は貧しといえども富めり、不知足の者は富めりといえども貧し』という禅の教えはとても大事ですね。私も知足の者でありたいものです。
今回の山門巡りはこれで終了。
ついでに
ル・プチメックでパンを買って帰路に。
途中、草津PAで夕食。
いづ重で買ったのは
あじ寿司と
鯖寿司。
優しい酢飯に少し塩気の効いた寿司は鯵、鯖とも絶品。
少々お値段は張りますがそれ以上の価値が充分にあります。
ゆっくりあじわいながらのんびり完食。
夕食後は新名神から伊勢湾岸、東海環状で帰宅。
ここんとこ夫婦で出かける事があまりなかったので、ちょっと贅沢な日帰りの京都旅行でした。
今回は京都の三大山門を巡ったんですが、立派な山門のあるお寺はどこも広々とした伽藍でお寺全体が見応えがありました。
また、南禅寺の水路閣を観て感じたのはその時代の技術の枠を集めて作られる建造物には時代を問わず伝わる魅力があるように感じました。
今回は"京都"三大山門巡りだったので立ち寄りませんでしたが、"日本"三大山門の一つに数えられる東福寺が次の目的地になりそう。
夏には一度行ってみたい貴船の川床に、高山寺の鳥獣戯画、浄瑠璃寺の九体阿弥陀像に秘仏吉祥天像。
まだまだ行ってみたい名所がたくさん。
また、平日行けそうな時に行こっと。