昼食後は更に南へ。


くしもと大橋を渡って紀伊大島をさらに東へ。


島の東端にあるのが



トルコ記念館。


今から130年程前にここで起こった

エルトゥールル号遭難事件

の記念館です。


入場料500円を払って中へ。


そんなに広くはないですが、当時の時代背景から遭難事故の詳細、その後から現在にいたる日本とトルコの友好の歴史がわかりやすく展示されてます。


特に



遭難したエルトゥールル号の模型を見てビックリ。


時代を考えるとかなり旧式な木造の軍艦。


明治維新を迎えたばかりの日本でも、装甲艦(東・扶桑)を持っていた頃なので、この点からもオスマン・トルコの衰退を感じます。


これでイスタンブールから日本まで来るのは大変だったでしょう。


遭難現場も



こんな感じでわかりやすく窓から見えます。


展望台からも



遭難現場がかなりの難所だった事がわかります。


イラン・イラク戦争の時にこの遭難事件の事を知りましたが、遭難したのが串本だったのは、先週ツーリングルートを調べているうちに知りました。


トルコ館を観た後は



遭難事故の慰霊碑、



トルコ共和国 初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの騎馬像を観て、



樫野埼灯台へ。


灯台からも遭難現場が見れます。


遠い異国の地で遭難した乗組員の皆さんの無念はいかばかりだったでしょうか。


潮騒がなんだか悲しく聞こえます。


それでも、全力を上げて救助した島民の皆さんや、義捐金を募って活動してトルコまで届けた日本人がいた事。


そして、それが現在に続くトルコとの友好の礎になっている事。


少ししんみりしましたが、とっても勉強になり、来て良かったです。


また、妻と一緒に来ます。



一通り観て回った後は、来た道を戻って帰宅。


行きの最初の給油が、思ったより入らなかったので、帰りは同じ店で給油して行けるとこまで行くことに。


結局、給油ランプ点灯は自宅付近で、そのままスタンドへ向かって給油したところ、入ったのは11.84ℓ。


トータルの走行距離は



605.2kmで


給油量は2+8.68+7.54+11.84=30.06ℓ


605.2÷30.06=20.13km/ℓ。


リッター20越え。


ほとんど高速やバイパスではあったものの、特に燃費を意識したりもしてませんし、渋滞とかもあったので上出来です。


ただ、携行缶への給油は別途110円作業代取られるのでいくらSAのガソリンが高くてもマメに給油する方がお得かな。


携行缶は保険代りで。


後一回ぐらいはロングツーリングに行く予定です。


寒くなる前に山の方に行きたいなぁ。


それまで、コロナが落ち着いてますように。