私は中免を取って以来守っている事があります。

見極めが終わった卒検前日、いちばんお世話になった教官に言われた言葉です。

『明日、卒検に合格すればあなた達は晴れて自動二輪の免許を手にします。つまり、いわゆる原チャリ小僧とは違うんです。二輪車の特性をしっかり勉強したあなた達はお手本になる運転を心掛けて下さい。特にすり抜けなんてしないように。

最近再びバイクに乗るようになってからもその言葉を守っています。



バイクは弱い乗り物です。

ひとたび事故れば車に勝てっこありません。単独で転んでもケガは避けれませんし。つまり、車以上に気をつけなければならないわけで。

ならば、ルールを守るのはもちろん、マナー良く迷惑を掛けない運転をするのが、安全にバイクを楽しむ為に大事だと。



お陰で無事故無違反で楽しくバイクに乗る事ができてます。



だけど、中免小僧になって憧れるのはやはり、大型自動二輪。

限定解除の頃より取りやすくなったとはいえ、大型を乗りこなすライダーには憧れちゃいます。


今回のツーリングでもそんな憧れの大型ライダーをたくさん見かけましたが・・・

残念ながら、幻滅する事の方が多かったです。

信号待ちの車列の中を右に左にウロウロしながら無理矢理前に出ようしたり。

更には、対向車線や右折レーンをかっ飛ばして信号待ちの先頭にでようとするのがいるかと思えば、バイパスの路肩を猛スピードで突っ走り、前を塞ぐ車はアクセルを煽って退かそうとしたり。

会話不能なくらいの爆音を響かせ、集団でたむろってたり。(某輸入車のアメリカンに多い。)

マナーどころかルールも守れない残念な方が多かったです。


大型は中型以上に自制心が必要だと思うのですが・・・
自分だけ楽しければいいんでしょうか。

パワーに余裕があるなら、心にも余裕を持って欲しいものです。




正直、こんな批判的な論調でブログを綴るのは不本意ではありますが・・・。
あまりに残念だったので。


この夏には念願だった大型自動二輪にチャレンジする予定です。
もし、大型に乗るようになってもあんなライダーになりたくない。

そんな思いを強くした今回のツーリングでした。